ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
長谷川穂積2度のダウンから生き延びる
長谷川穂積が2度ダウンも大逆転、3-0判定勝ち
神戸市立中央体育館で今日行われたSフェザー級ノンタイトル10
回戦で、元2階級制覇王者の長谷川穂積は5位のカルロス・ルイス
相手に2度のダウンを喫しながら3-0の判定勝ちし再起2戦目を
飾った。
残念ながら我が家はCSに加入してないのでTVでは見られない
ためネットの速報で見ていたのだが、2度のダウンを喫したのを
知りハラハラしたものだった。
ただしダウンをしたラウンド以外は相手の強打をかいくぐり
効果的なパンチをヒットさせていたからラウンドマストで判定
すれば勝ちになるのだろうが、左目が腫れて塞がるのはムキに
なって打ち合うクセが抜けてない証拠だから そこらあたりが
気になる。
世界王者になる前の長谷川は19戦17勝5KOと決して倒すタイプ
ではなかったが、世界王者になってから倒すタイプに変身して
いった半面 被弾が目立つようになる。
防衛戦では相手パンチを見切って かわしながらカウンターで
パンチを叩き込むというスタイルでKOしていたのだが、昨年4月の
キコ・マルチネス戦では かわすタイミングが微妙にズレて被弾
するため今日の試合のようにポイントでリードしながらストップ
負けしてしまう。
キコ・マルチネス戦での敗因はバンタムから一旦フェザーに
上げて世界を取った後にSバンタムに落として試合をしたという
要素があったし、ファイタータイプの相手にカウンターを取ろ
うとしてムキになって打ち合ってしまうというもの。
だからフェザーあたりに戻して世界王者になる前のような
こすっからく僅差の判定で勝つスタイルにすれば、まだ何と
かなるのではと思っていた。
今回の長谷川は‘面白くない試合をする’と言っていたが、
やはりムキになって打ち合うというクセが出た形だ。
とりあえず生き残った事で次はありそうだがムキになって
打ち合うというクセをどうにかしないと世界王者クラスだと
厳しくなるのではないだろうか。
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長谷川穂積と八重樫東の元世界王者の2人ですね。
ただ、今回の長谷川はダウン後はエスケープに専念してたようですし
相手がSフェザーの選手だった事、思った以上にシャープな右ストレートを
持っていた事を考えると、「勝っただけでも良かった」という気もします。
正直、衰えは当然あるし、それを受け入れた上でズルく戦うのもベテランの妙味ですし
(R・デュランなんて上手かったですよね)
長谷川選手が現役を続けるのなら、技術で相手にフラストレーションを
与え続けるボクシングを目指して欲しいですね。
たしかに八重樫もアウトボクシングできるのに激闘を演じてますよね。
やはり30代半ばを過ぎても力を維持しようとすれば
ダニエル・サラゴサのような老獪なスタイルを目指すべきでしょうね。
長谷川はファンも多いので老獪に判定勝ちするような
試合を重ねても、もはや文句を言われるケースは少ないのではないでしょうか。