伊東大貴よ、お疲れさまでした


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220307-0260

 北京冬季五輪ジャンプチーム代表の伊東大貴が今シーズン限りの
引退を表明したようだ。

 伊東大貴は06トリノ五輪から5大会連続代表入りし14ソチでは団体
戦での銅メダリストになったが、今大会は代表入りしたもののノーマ
ルヒル・混合団体・ラージヒル・団体と全種目で出場がなかった。

 長野五輪の頃の黄金時代のメンバーに衰えが見え始めた02ソルトレ
イクシティ後あたりから頭角を現し04~05シーズンのジャンプ週間で
ビショフスホーヘンで3位に入ると、11~12シーズンでは初優勝するな
どW杯総合4位となって若き日本のエースとして活躍が期待される。

 13バルディフィエンメ世界選手権では混合団体の男子エースとして
金メダル獲得の原動力となったのだが、13~14シーズンに五輪直前の
W杯で膝を痛める。

 これが命取りになりソチでは団体戦で2本飛んだ後まともに歩けない
状態になるなど、かなり膝の痛みに悩まされたようだ。

 年代的に伊東がエースとして活躍すべき14ソチの頃はレジェンド・
葛西紀明が大活躍したので膝のケガとも相まって葛西がLHで銀メダル
を取った一方で、9位に入るなど入賞手前まで進出したものの少し影
が薄くなってしまった。

 その後は18平昌でもシーズン初めに転倒から右肩を痛め団体6位に
入るのがやっとという状態になっており、ケガに泣かされた選手とい
う事になる。

 10北京では葛西の代わりにベテランとしてチームの精神的支柱の
役割を期待されていたわけで、コンディションさえ良かったら団体
戦のメンバーとして銅メダルあたりに潜り込めたのかもしれない。

 ただ船木和喜以降のメンバーの中で小林陵侑が出てくるまでの間、
代表チームのエースとして日本ジャンプ陣を支えたのも事実。

 特に五輪では14ソチ団体の銅メダルのみだったが、世界選手権で
はエースとして07札幌・09リベレツ・19ゼ―フェルトの団体銅メダ
ル獲得&混合団体でも前述した13バルディフィエンメ金・17ラハテ
ィ銅獲得にも貢献しているわけだから15年にわたって日本のジャン
プ陣を支えた事になる。

 ホントにお疲れさまでしたと言いたい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« トイレット博... ヒゲ剃りでの... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。