イタリア相手に連勝を逃したラグビー日本代表だが

日本、イタリアに惜敗=猛反撃も連勝ならず―ラグビー・テストマッチ

 昨日ラグビーの日本代表テストマッチが、イタリア相手に神戸で
行われ先週34-17で勝った日本は22-25で敗れ連勝ならなかった。

 試合は4分にLOのアニセサムエラがシンビンで10分退場になる不穏
なスタートとなり14人で戦った10分間を凌いだものの、直後の14分に
得たPGを田村優が外して流れが変わり19分と26分に立て続けにトライ
を許し0-12とリードされる。

 それでも34分に田村がPGを決めて3-12で前半を終えたのだが、後
半最初の得点を44分にT&Cで7点追加され3-19とリードを広げられる。

 残り20分から日本も反撃し61分と66分にT&Cで17-19と一気に2点
差に迫るのだが72分と74分にPGを決められ、終了間際に1T返してラス
トプレーに賭けたのだが逃げ切られた。

 イタリア相手に連勝できれば凄い事だが6ネーションズで負け続けて
いるとはいえ、イングランド以下の5ヶ国相手に毎年戦っているイタリ
アはしたたかで初戦の反省を基にしっかり対策を立てて来た。

 正直言って個人的には今回の試合は連勝するのは結構だが負けた方が
相手からしっかり研究されて臨む試合を経験する事の重要さを実感でき
るし、同格国が本気になって弱点を突いて来る事に対する免疫もできる
と思ったのだ。

 今回の試合で日本は初戦で上手く行った戦法を悉く研究された時に、
どう対応するかが試された一戦だったがポジティブに考えれば最初の
シンビンで1人少ない状況で得点されず最大16点差を残り20分から5分
ちょっとで2点差まで追い上げたのは以前から見れば素晴らしい進歩だ
ろう。

 結果的に14分のPG失敗が最後まで響いた形で親善試合のテストマッ
チですら開始早々のシンビンと、PGでの先制失敗がここまで響くとい
う事を選手達が身に沁みて分かれば今回の敗戦悪い事ではない。

 勝利から得るのは自信と過信なのに対し敗戦から学ぶ方が多いのだか
ら、これをどう生かすかは来週のジョージア戦を楽しみにしたい。


 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 18年ぶりの実... キックベース... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。