2010夏の甲子園・第10日

成田、九州学院が3回戦へ=新潟明訓、鹿児島実も―高校野球(時事通信) - goo ニュース

 3回戦が始まり2日間でベスト8が決まる。

 ベスト16初日は第4試合の九州学院以外2回戦から登場したチーム同士の
4試合になる。

 第1試合は初戦を突破したものの3失点した東海大相模の一二三を初戦で
16 安打を放ち15点取った土岐商打線が どう捉えるか?
 土岐商打線の真価が問われる1戦となる。

 第2試合は念願の初戦突破を果たした履正社打線が初戦で広陵を完封
した聖光学院の歳内を どう打つか?
 ちなみに福島県勢は大阪勢相手に勝った事がないだけに、ジンクスにも
挑戦となる。

 第3試合は強打の新潟明訓打線を西短の森が どう抑えるか?
 新潟明訓の継投のタイミングもカギを握る。

 第4試合は打線が活発なチーム同士の対戦だけに鹿実は用皆・野田の左の
2枚看板、九州学院は1枚エース・渡辺のデキが問題だろう。

 第1試合:東海大相模 3 - 0 土岐商

 3回まで両チームともランナーを出すものの無得点だったが4回に相模は
1アウトから5番・6番の長短打にエラーが絡み1アウト2・3塁で7番の2点タイム
リーで先制すると、8回にも3番・4番の長短打で貴重な1点を追加。

 土岐商打線は一二三の前に4つの四死球でランナーを出してチャンスを
作りながらノーヒットに抑えられていたが、8回に ようやく先頭の8番がレフト
前に打ち返しノーヒットノーランを逃れるのがやっと。

 結局 一二三は1安打完封勝ちで初戦で打たれた雪辱を果たしたという事
だろう。

 第2試合:聖光学院 5 - 2 履正社

 3回まで毎回ランナーを出しながらも得点できなかった聖光は4回にヒットで
出塁した3番がバントで2塁に進み5番の2ベースで1点先制すると、5回には
歳内のHRが出て2-0とリードを広げる。

 5回まで歳内の前に2安打に抑えられていた履正社は6回に1アウトから
2番が歩くと 3番の2ランで追いつくが、7回・8回と先頭打者がヒットで出塁
するものの併殺などで勝ち越せず。

 そして迎えた8回に聖光学院は先頭の3番がヒットで出塁すると2アウト後
6番の 2ランで勝ち越すと、更に死球で出たランナーを連打で還し決定的な
5点目を挙げ 5-2で快勝した

 歳内の投球が履正社打線を5安打で2ランの2点のみに抑え、打線も履正
社の2人の投手から11安打を放つなど聖光学院の快勝だった。

 第3試合:西日本短大付 0 - 1 新潟明訓

 5回まで両チームともランナーを出しながら得点できず。
 特に明訓は3回に四球とバントエラーでノーアウト2・3塁のチャンスを潰す
など森の遅い球に翻弄されて迎えた6回に1アウト2塁から3塁への強襲
2ベースで1アウト 2・3塁から6番がレフト前に落とし待望の先取点。

 一方の西短も2回、4回、5回、6回と4度のノーアウトのランナーを出し
ながら盗塁失敗や走塁ミスなどでチャンスを潰して迎えた9回に4番と5番の
長短打でノーアウト1・3塁のチャンスを掴むが6番が打った打球がショート
正面のライナーとなり 1塁ランナーが飛び出して併殺、7番も倒れて試合
終了。

 西短は明訓の6安打を上回る8安打を打ちながら6回途中からスイッチした
池田と神田のリレーの前に決定打を奪えず、2度の走塁死が痛かった。

 第4試合:鹿児島実 7 ⑩ 8 九州学院

 3回に九州学院は1アウトからヒットとバントエラーでチャンスを掴み1・3・
4番のタイムリーで4点を先行すると、鹿実も4回に3・5番のヒットと暴投に
7・8番の連打で 3点を返して1点差に追い上げる。

 しかし九州学院は5回に四球で出た1番を3番のタイムリーで返すと、7回
には4番の HRで8回は8番の3ベースとスクイズで更に1点を追加して7-3と
リードを広げる。

 それでも鹿実は その裏に2アウトから連続2ベースで1点返すと、9回に
1アウト 2塁で9番から3番までの4連打で1点差に追い上げ なおも1アウト
満塁から4番の2塁ゴロで遂に追いつく。

 こうなると追いついた鹿実有利かと思われたが九州学院は10回にエラーで
出た 7番を2塁に置いて9番がレフト線に打ち返し再び勝ち越すと、その裏
鹿実の反撃を 3人で抑えて逃げ切った。

 鹿実からヒット数では上回る15安打を放ったものの四死球が1つもない
のが響いた。

 鹿実は3点差を追いついた9回裏に一挙にサヨナラまで持ち込めないのが
響いた。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
聖光、快勝 (さくらい)
2010-08-18 08:02:06
10日目は全然観ていません。
一二三良かったようですね。
聖光、広陵を破った勢いが続いています。
西短、9回のWプレーが痛かったですね。
九州対決も面白い展開みたいでしたね。
 
 
 
今にして思うと (こーじ)
2010-08-19 00:08:01
>さくらい様
 今にして思うと興南にとって聖光が上がって来てくれて助かった感じがあります。
 広陵あたりだとヤバかったかもしれません。

 西短は守りはいいのですが、打てないという弱点がモロに出ました。
 やはり92年の野球では今は勝てませんね。

 九州対決はこれで3試合目ですが、いずれも実力的に下のチームが勝っているのは意外ですよ。
 鹿実が勝っていれば74年の再戦となっていたので惜しいですね。
 
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