パ・リーグの投手レベルがセ・リーグよりも高いのは

ハム 巨人撃破で4連勝!交流戦白星発進 マルティネス5勝目

 今日からプロ野球の交流戦が始まるが05年に始まって以来セ・
リーグが勝ち越したのは09年のみで、今シーズンもパ・リーグが
有利だといわれており初戦が行われた今日もベイスターズがイーグ
ルスに勝った以外は全てパ・リーグ勢が勝っている。

 パ・リーグが有利な原因として特にセ・リーグ出身OBのみなさ
んは‘投手力の差’という論調が多くを占めるわけだが、正直言っ
て‘なぜパ・リーグの投手がいいのか’という事については語って
ないのが現状だ。

 個人的に思うのは以前も記したかもしれないがパ・リーグの打者
達は打順に関係なくファーストストライクをガンガン打って来るの
に対し、セ・リーグの打者は最近こそ減ってきたがクリーンアップ
以外は追い込まれるまでじっくりボールを見ていくというのがセオ
リーになっているようだ。

 打順に関係なくファーストストライクから打つスタイルは高校野
球をはじめとしたアマチュア野球ではセオリーになっており、パの
打者の方がアマチュア時代と同じスタイルで打てる事からセよりも
強打者が育つケースが多い。

 これらの強打者達が打順のセオリー関係なく1番から少しでも甘
い球が来たらフルスイングで捉えるべく虎視眈々と構えている打線
と常に対戦しているパ・リーグの投手達に対し、クリーンアップ以
外は追い込まれるまで打たないため比較的に楽ができる状況に慣れ
ているセ・リーグの投手という図式ができて来る。

 すなわち同じ100球投げるのでもパ・リーグ相手の方がセ・リー
グ相手に投げるよりも疲労度は高いのだからパの投手達がセの投手
達に比べてタフなのは当たり前だろう。

 ただしセ・リーグ出身のOB達はこのロジックが定着すると自分
達のやってきた事を否定する形になるため、できれば現在のパのス
タイルを認めたくないという事から‘投手力の差’という形で評し
ているのではないかと思う。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Bill McCreary)
2018-06-01 23:48:45
私は投手戦のほうが好きで、DHは好きでないという典型的な日本人なんですが(苦笑)、ただピッチャーは当然ある程度待ってくるバッターより初球からガンガン打ちにくるバッターのほうが怖いですよね。そうなるとやはりパリーグのほうが投球が厳しくなりますから、パリーグが強いのもうなずけますかね。

そう考えると、ラミレス監督のような人が指導するDeNAは、やはりセリーグの壁や因習を打ち破る力があるのかもです。
 
 
 
1・2番に (こーじ)
2018-06-02 23:21:20
>Bill McCreary様
 パは1・2番に長打を打てる選手が必ずいますが、セは
小兵コンビというケースが目立ちますよね。

 その点ベイスターズは2番に梶谷を起用するなど今風の
オーダーを組んでましたから、旋風を巻き起こせたのではと思います。
 
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