ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
第2期ウルトラ最後の上原正三作品
今から50年前の今日73年5月4日にOAされたウルトラマンタロウ
5話・キング&クイン&ミニトータス編の後編がOAされたのだが、
このEPがウルトラQからウルトラに参加していた上原正三が担当
した第2期最後のEPとなったわけである。
このEPに登場するクイントータスとキングトータスが力を合わ
せて真空竜巻を起こす武器を持っているしZATと上層部のスミス
長官や鮫島参謀との対立など、帰ってきたウルトラマンのシーモ
ンス&シーゴラス編を彷彿させるようなEPになっている。
つまりタロウ版シーモンス&シーゴラス編が今回のEPだがシー
モンス&シーゴラスは故郷のイーリアン諸島に帰って行くのに対し、
今回は故郷を地球警備隊水上艦隊の艦砲射撃で故郷のオロン島は
沈められており最終的に3匹ともセブンからウルトラの星に運ばれ
死んだクイントータスも復活し幸せに暮らすという結末。
上原氏はウルトラQのボスタング編から始まりゴーガ編、ウルト
ラマンで多々良島編とキーラ&サイゴ編の2話づつ担当した後セブ
ン後半から事実上のメインライターとなる形で11話を担当。
セブン後半からテーマ主義の橋本洋二プロデューサーが就任し、
その方針が体質的に合ったようで帰ってきたウルトラマンではメ
インライターを務め20話を担当してウルトラを復活させた。
続くウルトラマンAではメインライターは市川森一だったがゾ
フィの初バトルや妖星ゴラン編の後編など印象的なEPを担当し、
22話の宇宙仮面&ブラックサタン編を最後に降板していた。
つまりウルトラQ以来ウルトラ全シリーズに携わっていた脚本
家が今回のEPを最後に降板したわけで、ウルトラは新しい時代に
入っていく事になる。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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この回の朝日奈隊長は格好良かったですね。上官に歯向かって「攻撃中止!」と異を唱える格好が頼もしすぎてましたよ。
俺個人としては上原氏が執筆した「レオ」と「80」のストーリーを一本くらいは見てみたかったと思ってはいます。通り魔的星人が蔓延っていた「レオ」内における展開を上原流に吟味すればどう描かれていたのかや教師路線・UGM編・子供ドラマ編(プラスαでユリアン編)にての「80」シナリオも見てみたかった気はします(けど「80」当時はスーパー戦隊専門に赴いていたからねぇ)。
確かに今EPの朝比奈隊長はTACの竜隊長vs高倉司令官、MATの加藤隊長vs岸田長官に勝るとも劣らないシーンだったと思いますね。
脚本はMATは上原正三、TACは市川森一の脚本ですからやはりこの2人ですね。
上原脚本に相応しいのはレオだと前半の特訓編、80だとUGM編になるでしょうか。
仮面ライダーXの最初の2話が長坂氏でしたね。
V3までと雰囲気が随分違うなと思ってましたら、3話目から伊上勝になってました。
あの唐突感が何とも言えなかったです。