怪獣総進撃世界における人類の凄さ

 昭和東宝特撮映画で描かれる時代は、リアルタイムより少し後の
時代の物語が中心のようだ。

 例えば宇宙大戦争は59年公開だが時代設定は65年になっているの
で5年後の世界だし、62年公開の妖星ゴラスの時代設定は79年だか
ら17年後の世界になっている。

 ところが怪獣が登場する作品はリアルタイム的でフランケンシュ
タイン対バラゴンは65年公開だが時代設定は、戦後15年経った60年
になっているように少し前の時代作品もある。

 そんな中で公開された68年から、30年以上経った20世紀の終わり
頃というのが怪獣総進撃だ。

 この映画に登場する人類側のメカは硫黄島の宇宙空港から発進する
原子力科学調査船ムーンライトSY-3をはじめ、200ミリ戦車砲や小型
ミサイルと砲塔に装備し戦闘指揮車からの遠隔操作で行動する多目的
戦車や2連装ミサイルランチャーを装備したハーフトラックがある。

 それ以上に凄いのは怪獣達をコントロールして小笠原諸島周辺にあ
る怪獣ランドに集め、平和裏に管理・研究しているという世界になっ
ている。

 管理されている怪獣の名かにゴジラを含めて10体いるのだが、その
中にバラン・モスラ・マンダという単独作品では守護神という設定に
なっていた怪獣達までいるのだから凄い。

 まぁバランは地元住民からすれば厄介者的なところがあったが、モ
スラとマンダはインファント島やムゥ帝国の守護神的存在なのでどう
やって連れて来たのかと思うのだ。

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