交流戦のスタートで勢いに乗ったホークス

 5月17日から始まった今年のプロ野球交流戦も昨日で全日程の半分を終え
昨年同様パ・リーグが41勝26敗5分と大きく勝ち越しているのだが、その中で
特筆するべきは何とホークスが10勝2分と1敗もしてないのには驚いてしまう。

 交流戦負けなしのホークスだが17日の広島戦を引き分けに持ち込んだのが
最大のターニングポイントだったのではないだろうか。

 交流戦に入る前のホークスは17勝10敗と好調だったのだがGイーグルスと
ライオンズ相手には相性のいいホームでの2カードだったのが大きいと考えて
いた。

 そして交流戦最初の試合である広島戦。
 1回に内川のHRで先制したものの4回に和田が捕まり2ベース2本を含む
5安打を集中されて4失点し、打線も今村相手に内川のHRによる1点のみで
6回まで4安打に抑えられていた。

 このまま負けると2日前にライオンズ相手に敗れているので連敗となるし、
2連戦のため和田で逆転負けのスタートだと3連敗の可能性も出てくる。

 ところが7回に松田のHRで1点を返すと8回には青木と上野から3安打で2点を
挙げ4-4の同点に追い付き11回で引き分けに持ち込んだ。

 負け試合を引き分けに持ち込んだ事でチームに勢いが付き翌日からホールトン・
山田・杉内と3試合連続完封で3勝1分の負けなしという最高のスタートで東京
遠征に出かけた。

 神宮では22日に摂津で勝ち23日は岩崎が館山とのMAで5回降雨引き分けに
持ち込んでいるのだが、ホークス打線は小久保の2ベースのみだったのに対し
スワローズ打線は岩崎相手に毎回のようにランナーを出していたのだから引き
分けに終わったもののラッキーな引き分けという事になった。

 東京ドームでの2連戦も前カードで1点づつしか取れず低調な打線が原因で連敗
していたジャイアンツを1点づつに抑えて2試合とも2-1で勝って連勝。

 こうなると28日の横浜戦はホームという事で杉内が2回まで4失点だったにも
拘らず相手ピッチングスタッフの陣容と勢いを考えれば・・・と思っていたら しっかり
逆転勝ちしたし、2連戦の初戦で逆転勝ちすれば連勝する確率は一気に上がる。

 こういう勢いを生み出したのも初戦の広島戦に行き着くだろう。

 昨年はナゴヤドームでの開幕でチェンと吉見の前に連敗スタートとなり勝ち越
したものの、今ひとつ勢いに乗れずに終わった。

 そういう意味でも初戦を あのまま2-4ぐらいで逃げ切られてたら少なくとも10勝
という成績にはならなかったのではないか。

 2連戦ばかりというスケジュールだからこそ、勢いが付くか?流れを手放してしま
うか紙一重とだと思う。 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (前略鷹男)
2011-06-03 05:00:17
投打が、かみ合ってますね。
チーム防御率、打率共にトップ。

その上、機動力もありです。

代打の的中率も高いし、観ていて楽しいです。

まだ先は長いので油断禁物ですが。

しかし統一球で狂ったと思われる選手が多いのには驚いてます。
 
 
 
そう言っていたら (こーじ)
2011-06-03 23:03:50
>前略鷹男様
 そう言っていたら今日連勝がストップしましたね。

 ここまで ある意味でき過ぎで怖いぐらいですから
マイナスモードに入ったときに いかに凌げるかというのも大事ですね。
 
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