憧れのコンピューター

 我が家にパソコンが入って4年ほど経つ。

 ウチのパソコンはノートパソコンだが、かつて特撮モノなどに
登場したコンピューターはかなり大掛かりだった。



 画像は謎の円盤UFOに登場した地球防衛組織SHADOのコン
トロールルームにあるコンピューターだが、この
作品以外でも
コンピューターといえばかなり大掛かりで
キーボードを叩くと
オープンリールのテープが回り、
パンチされた用紙のテープが
出てきてそれを読み取ると
いうシーンが一般的だった。

 だから子供の頃に司令室ごっこ、などと言って自分の机に
キーボードがあるつもりで叩くマネをするとタンスが
オープン
リールテープのある機械のつもり、そして鉛筆
削りから紙テー
プがカタカタと出てくるマネをして遊んだ
記憶がある。

  そのために教室から少なくなった紙テープを失敬して帰り遊
びに使ったりもした。


 「コンピューター買おう」と親に言ったら「お金の事は
まだ
しも、どこに置くかね?1部屋つぶれるよ」と言われた
記憶が
ある。

 またバビル二世のような他の惑星のテクノロジーのコンピュ-
ターになるとメインコンピューターは使用するバビル
二世と
会話するし破損した部分を自動修復するなどかなりの
優れもの
だった。


 敵のヨミ一派のコンピューターを狂わせるために電撃を
すると
紙テープが止めどなく出てきて作業員がそれに巻か
れるという
描写などもあった。


 こうして私などはコンピューターに未来の世界の憧れを
投影して
いたのだ。

  一方でコンピューターは大きく重厚な
物という固定観念ができた
わけだ。


 だから現在一家に何台もパソコンがある家も出てきた
ように、
ここまで手軽に普及すると少し複雑な気分にはなる。


 ただこうしてパソコンのキーボードをしょっちゅう叩いて
いると
子供の頃に憧れた防衛組織のオペレーターになった
気分がして妙に
嬉しい気分になるのも否定できない。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« ウルトラマン... プロ野球選手... »
 
コメント
 
 
 
確か・・・ (soshi-s)
2006-11-24 23:53:37
20数年前、『家計簿もできるよ!』と言う常套手段で
親を口説き落として買ってもらった『MSX』がいわゆる
パソコンとのはじめての出会いでした、まぁお察しの通り
家計簿なんか作っちゃいませんが(笑)
先日、発掘作業をしていたら本体無いのにカセットテープ式の
リーダー(読み取り機)がでてきてビックリしました。
昔はこんなんでゲームとかやってたんですよねぇ。
 
 
 
Unknown (まみ)
2006-11-25 05:21:32
一部屋つぶれるパソコン!wこの二枚目のがいかにもこんぴゅ
 
 
 
Unknown (まみ)
2006-11-25 05:28:31
コンピューターですねえ…そうそうこんなイメージでした^^;
いいですよね、キーボードでオペレーター気分♪
私もやりましたよ、こういう遊びw

そしていまはGUYSタフブックにあこがれます…メビウス玩具に貢献しすぎな今日この頃w
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-11-25 12:30:32
>soshi-s様
 そうなんですよね。昔は何でも大きかったので今では考えられないぐらいコンパクトになりました。
 88年に働いていた蒲田の店ではフロッピーがソノシートのような大きさでした。89年ぐらいに今みたいな形態になりましたけどね。
>まみ様
 そうでしょう、コンピューターといえばこんなイメージでした。だから今みたいなノートパソコンはコンピューターという気がしないもう1人の自分がいますよ。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。