ウルトラマンレオの思い出

 26日にOAされるウルトラマンメビウス34話・故郷のない
男にウルトラマンレオこと、おおとりゲンが登場する。   
 戦いに敗れたメビウス=ミライを鍛えていく話だが、レオの
最終回を見た私にとって感慨深いものがある。
 というのもみなさんご存知かもしれないが、レオは獅子座の
L77星雲の出身でM78星雲から来た他のウルトラ兄弟とは違う
 故郷をマグマ星人に滅亡させられ地球に逃亡して地球人の姿で
生きてきたのだが、マグマ星人が地球をも侵略しようとしたため
傷ついて変身不能になったセブンの遺志を継いで地球を守る孤独
な戦いを強いられる事になったのだ。
 特に最終クールでは所属していた防衛チーム・MACが円盤生物
から全滅させられたため、孤独な戦いに拍車がかかる。
 最終回でレオは最後の円盤生物・ブラックエンドと戦って倒すの
だが、操っていたブラック司令に捕まっていた人質を救出し司令を
倒したのは子供達だった。
 つまり子供達1人1人に自分達の地球を守れる強い意志がある
事を確認できたので防衛任務から開放され変身アイテムの指輪・
獅子の瞳を外してヨットで旅に出て終ったのだ。
 つまりレオは他の兄弟のように帰る星はなく、地球こそが自分の
生きる星となったわけで人知れず地球に住み着いているわけだ。
 だからメビウス=ミライを鍛える事ができる。
 そうかつて自らがセブン=モロボシ・ダン隊長から鍛えられて
強くなったように。
 考えてみれば29,30話でメビウスのピンチを救うためにやって
来たタロウは、かつて地球に赴任していた時に若さゆえか自らの
力を過信し暴走したりしてピンチになる事が多々あった。
 「私を見くびるな」とメビウスを一喝したシーンを見ると、
‘タロウも成長したな’と感慨深かったし若いメビウスにかつての
自分をオーバーラップさせていたように見える。
 おそらくレオもミライをかつての自分を見ているように思いなが
らミライを鍛えるのだと思う。
 女房は予告編を見ていた私に「嬉しそうにしとるね」と笑いながら
言っていたがタロウの登場以上に楽しみな話である。
 大いに期待したい。                         
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
楽しみです (soshi-s)
2006-11-23 22:32:12
先週は義理の妹の家でみたのですが、あまりこういった
番組よく知らない義妹も予告のゲンのしゃべり・セリフに
『おぉかっこいい』といっておりました。
ゲンがどんなイメージで出てくるかと思ってましたが予告を
見た分にはかなりかっこよくて期待できそうですよね。
 
 
 
Unknown (GOSIN)
2006-11-23 23:36:04
ついにレオも登場しますね。レオは見る機会が無い
のであまりよく分かりませんが,大体のあらすじと
技は知っています。メビウスをどう鍛えていくのか,
また,それによってメビウス=ミライがどのような
成長を遂げるのか楽しみです。

近所にあるレンタルビデオ&DVDショップ,何故
かウルトラはAで止まっているので,早くタロウや
レオ,80も置いて欲しいと願ってます^^;
 
 
 
Unknown (まみ)
2006-11-24 05:17:26
なるほど、あのオジサンがゲンさんですか…では注意してみてみます^^予告のメビウスとレオかっこよかったな~♪楽しみですー♪
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-11-24 10:05:51
>soshi-s様
 ゲンが年齢を重ねてかなり渋くカッコよくなってますね
 やはり年を取ってもきっちりとカッコよくあって欲しいですね。
>GOSIN様
 やはりミライの成長にはゲンの存在は欠かせませんね。
 成長するには特訓が必要ですし、それにはレオの存在が
はまるでしょう。
 どうしてもレオは視聴率的も不人気なところがあったのでなかなかDVD化されないのでしょうが、今見るとそれなりにいいとは思います。
>まみ様
 映画版の4人のおじさんも渋みのあるいい役者でしたが
ゲンもそれが期待できます。なお彼はマックスのバルタン星人の話で警官役で出演してますよ。
 
 
 
 
カラオケ (屯田兵幸男)
2006-11-27 22:36:39
カラオケ等でウルトラシリーズをよく歌うのですが、必ず戦闘シーンがあって、首チョンパプラス爆発ですもんね!連れといつも残酷と言ってますが、自分は獅子の瞳が輝いてのレオの歌大好きです
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-11-28 15:23:27
>屯田兵幸男様
 私もレオは最初の歌の方が好きですよ。
 ‘獅子の瞳が輝いて~’の部分が特に燃えます。
 
 
 
生きる事の厳しさ (A-chan)
2007-10-17 02:41:37
こんばんは。
レオはウルトラシリーズの中でも、生きる事の厳しさをかなり熾烈に描いてましたね。
私が心に残るのは、10話で母親のいない寂しさから友達に意地悪をしたカオルちゃんを叱れないおおとりゲンが甘いのに対し、毅然とカオルちゃんを叱るヒロイン・百子さんのセリフ。
「寂しいからと言って、悲しいからと言って、何をしても良いなんてないわ!」
まさに正論。私だったら、はっきり注意できるかしら?でも、相手がどんな不幸な境遇の子であっても、特別扱いせず普通に接する事が大切ですね。

余談ですが、この一言をタロウ11話のかなえちゃんに言ってやって欲しいです。母に捨てられた少女の恨みが描かれた話でしたが、ラストで東光太郎がかなえちゃんを諭すほど悟りきって無かったのが残念。彼女の悲しい気持ちも分りますが、世の人すべてを敵視するのは筋違いですよ。世の中が豊かになると嫌でも歪みが生じるもの。そんな中でもみんな精一杯生きてるんですよ。
 
 
 
それは大事ですね (こーじ)
2007-10-17 23:06:47
>A-chan様
 前半で百子さんがハードなダンと共に重要な位置を
占めていましたね。
 いくら恵まれない境遇の子でも、毅然と叱る事が大事だとレオで教わりました。
 同情よりも、こういう姿勢がないと納得してもらえないでしょう。 
 格差社会とはいえ、ハンデを乗り越えるのは強い心と思いますので同情からは何も生まれませんしね。
 
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