意外に面白かったSSSグリッドマン

 先日終了したSSSグリッドマンは90年代に製作された電光超人
グリッドマンのアニメ版という事で話題になっており、WOWOW
もOAするという告知があったのだが気が付くと始まっており12話
中8話から見る事になった。

 個人的には電光超人グリッドマンは見る機会がなかったので設
定なども初見だったから、新鮮ではあったものの最初に見た時は
正直言って今ひとつの感は拭えなかった。

 そこで番組サイトで7話までの内容を電光超人グリッドマンの内
容をウィキなどで調べて見ると主役が学生などという設定など同じ
だという事が分かったわけで、徐々に興味が沸いて来たし脚本が超
ウルトラ8兄弟など過去のリメイク作品を引き継ぐのが上手い長谷
川圭一だから余計に楽しみになったのだ。

 8話からという事は終盤のヤマ場に差しかかる頃だから初期設定
さえ頭に入れておけば それなりに楽しめるわけで、実際に最終回
に至る展開は最終EPが大きく盛り上がる円谷作品の伝統を見事に
引き継いでいて嬉しかった。

 画面的にはエヴァンゲリオンの雰囲気があったし、いかにも最近
の作品というムードを醸し出しており音楽がエヴァやシン・ゴジラ
の鷺巣詩郎という要素もその雰囲気に拍車をかけていたと思う。

 最終回で完璧な姿になるというのはネクサスの最終回でノアにな
るのと同じだしアレクシス・ケリヴとの最終決戦では必殺光線の撃
ち合いなど、お馴染みの展開があるものの最後はグリッドマンのパ
ンチで決着が付くのはネクサスの姫矢編のラストでジュネッスパン
チでダーク・メフィストが消滅するのを思い出した。

 主役の響裕太の記憶がなかったのはグリッドマンそのもので裕太
本来の人格が内で眠っているという要素は、平成セブンのカザモリ
を髣髴させる。

 こういった円谷テイスト満載の作品を見る事ができるのは嬉しく
WOWOWでは1月に再放送があるので今度はしっかり1話から録画
して見る予定で、こういうウルトラとは違う世界の作品もいいもの
だと思うのだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
全体を通して観ると (餃子少年)
2018-12-28 22:44:48
一貫して一人の少女の物語だったと言う事が分かります。また、彼女以外の登場人物が一部を除き彼女の創造の産物だった事や、その世界から彼女がいかにして出て行かねば成らなくなったのかと言う、過程の物語でもあると言うことも分かります。
 
 
 
なるほど (こーじ)
2018-12-29 22:05:45
>餃子少年様

 とりあえず8話からしか見てないので詳細は分かりませんが、後半を見ただけでもそういう雰囲気は伝わって来ますね。
 
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