ハレ・モードのW杯が終わり通常モードに戻った事を実感したラグビー早慶戦

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20191123-0181

 秩父宮ラグビー場で行われた大学ラグビー対抗戦グループの早慶
戦は、早稲田が17-10で逃げ切り6戦全勝とし12月1日に行われる
早明戦に臨む事になる。

 ここまで帝京に逆転勝ちするなど5戦全勝の早稲田は3分にLWTB
の転がしたショートパントに自ら追い付いてTを挙げて先制すると、
15分にも敵陣でのスクラムから左に展開し2つ目のTを挙げて10
-0とリードするが慶應も19分に敵陣深いラインアウトでスロー
インしたHOがそのままボールをリターンで貰ってT&Cで7点返す
と前半終了間際にPGを決め10-10の同点で前半を終える。

 後半に入り49分に早稲田が相手キックのカウンターから右に展
開すると最後はSOが裏に抜け出しT&Cで7点を勝ち越すが、以後
は両校ともチャンスを作りながら雨によるハンドリングエラーも
目立ち最後の慶應の反撃を凌いで17-10で逃げ切った。

 基本的に早慶戦の日は雨が降らないケースが多い中で珍しい雨中
戦となっただけでなく、風も強く足場も悪い中での対戦は両校とも
ミスの多い試合になった。

 既に2勝3敗で勝たないと選手権出場が厳しくなる慶應は早稲田
対策を見事に講じた結果、早稲田の攻撃を寸断した一方で攻撃の
方がボールをキープしながら得点に結びつかず20フェイズ費やし
ても得点に結びつかないというイライラモードで最後は地力に勝
る早稲田が逃げ切ったが何とも締まらない展開だった。

 11月2日にW杯の決勝が終わりラグビー中継を見るのは3週間
ぶりとなったわけだが、あいにくの雨模様のため秩父宮は満員に
ならず試合展開も雨の影響によるハンドリングエラーや風の読み
違えでダイレクトタッチになるなどミスの多い試合だった。

 早慶戦といえば日本最古の対抗戦にあたるわけで明治も含めて
日本のラグビー界をリードしてきた両校だけにW杯で刺激を受け
気合の入ったハイレベルな試合になるかと思ったが、いかんせん
大学の試合だけに今日のようなコンディションでの試合になると
大学レベルではハンドリングエラーが多発するのは当然だろう。

 CSに加入してないため帝京戦を見てないのだが正直言って、
よくぞこんなレベルで帝京に勝てたなとは思っていても逆に帝
京に勝った次の試合だからこそミスも多発したという事になる
のか。

 これが代表の中核をなすトップリーグの試合でこんなミスが
多発していればブーイングの一つも起きそうだが、そこは学生
の対抗戦という事で仕方ない面もある。

 まぁW杯で世界最高レベルのプレーを見られた事から比較し
てしまうが、大学ラグビーという事を差し引いて見なければい
けないだろう。

‘ハレ’モードが終わり通常モードに戻った事を実感するわけで、
少なくとも正月明けまでは大学ラグビーで通常モードの試合を
楽しむというのも一興だろう。

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