ウルトラマンガイアEP12・野獣包囲網

 ジオ・ベースの特殊捜査チーム・リザードが初登場。
 地上で発生した超常現象や怪事件を捜査するチームで、瀬沼というヒゲ
面でポニーテールが特徴の強面・瀬沼が中心だ。 

 冒頭ボール状の物体が地球に落下し、車で通りがかった男が謎の生物
に襲われる。
 謎の生物は狼のような形状で、チーム・ライトニングが着陸して追跡した
ものの麻酔弾を外して狼状の生命体を逃がしてしまった。
 翌日リザードが捜査を開始するが夜になって狼状の生命体を発見し、
瀬沼が単独で挑むものの倒される。
 我夢が変身して立ち向かおうとするが、藤宮が現れ睨みを利かせると
生命体はアグルの力を感じ取ったのか怯えて逃げ出した。

 建物の屋上で月に向かって遠吠えする生命体に梶尾機から発射された
麻酔弾が命中するが、朝日を浴びると気化して消えた。

 狼状の生命体はウルフガスと名付けられ、コマンダーからウルフガス
抹殺指令が下る。
 我夢はウルフガスをガス化させる化学式を見出していたが、夜になって
ガスタンクから大量のガスが噴出して それがウルフガスに変異。
 しかも巨大化したのだ。

 ウルフガスを倒すべくアグルが現れて戦いを挑み圧倒する。
 トドメを刺そうとしたが、フォトンクラッシャーを浴びせるとガス状だけに
大爆発してしまう。
 それを防ぐために我夢が駆けつけてガイアに変身。
 フォトンクラッシャーにフォトンウェッジを撃ち返して相殺しウルフガスを
守ろうとする。

 その時ライトニングが到着し地上から我夢が作った細胞気化弾薬を撃ち
込んだ。
 するとウルフガスは気化しガスタンクに吸い込まれ、そのガスタンクを
ガイアは宇宙空間に運びガス化したウルフガスを開放したのだった。

 ウルフガスは宇宙での苛酷な環境に耐えうる為に何者かに改造され
たか、自己進化して体質を変化させたもので根源的破滅招来体とは
一線を画している。
 本来は等身大で驚異的な跳躍力を持ちライトニングのメンバー達と夜の
街中で壮絶な追いかけっこをしたが、撃ち込まれた麻酔弾の成分の
影響で巨大化してしまった。
 地球に悪意があったとは思えないからか、ガイアは退治せずに宇宙
空間に逃がしたのだった。

 等身大で登場し防衛チームの攻撃が原因で巨大化というのはウルトラ
マンのグリーンモンスのEPを思い出す。 

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