Tokyo 2020 Day・15:泣いたサッカー&400リレー、笑った女子バスケット


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20210806-0284

 大会15日目の注目競技は陸上男子400リレー決勝で予選1組3着
で決勝進出したもののタイム的には最下位だったので、そこから
巻き返すためバトンパスの精度アップが求められる。

 男子サッカーはメキシコとの3位決定戦が行われグループステー
ジでは早々と2点先行して2-1で勝っているのだが、共に目指した
金メダルがなくなったのでモチベーション低下に折り合いをつけた
方が勝つと思われる。

 そして卓球は男子団体が韓国相手に3位決定戦を行うし女子バス
ケットは男子サッカー同様、予選リーグで対戦し勝ったフランス
相手に再び勝つ事ができるか。

 昼過ぎから行われた男子卓球団体は初戦でダブルスを取り2試合
目では張本智和が勝って連勝、丹羽孝希は敗れるも最後は水谷隼が
ストレート勝ちして3勝1敗という形で3位を確保。

 レスリング男子65㌔級は乙黒拓斗がモンゴルのトゥルガ・トゥム
オチルとの1回戦を6-3で勝つと準々決勝でもハンガリーのイスマ
イル・ムスカエフにも4-1で勝ってナイトセッションの準決勝では
第1シードのロシアのガジムラド・ラシドフに2点を先行し終盤追い
上げられるが3-2で逃げ切り決勝進出。

 女子50㌔級は須崎優衣が初戦でモンゴルのナムーンツェツェグ・
ツグトォチルをTフォールで破ると、準々決勝でもエクアドルのルシ
アヤミレス・イエペズガスマンにもTフォール勝ちし準決勝に進出し
アゼルバイジャンのマリア・スタドニクにも11ー0のTフォール勝ち
で決勝進出を決めた。

 その後、空手の男子形決勝では世界選手権3連覇中の喜友名諒が見
事な演技で金メダルを獲得すると、ボルタリング女子では野中生萌
が銀&野口啓代が銅を獲得する。

 サッカー男子3位決定戦は立ち上がりからメキシコに押し込まれ
る展開が続き遠藤航が13分にエリア内で相手を倒し取られたPKを
決められ痛恨の先制点を与えると、22分にもFKから頭で合わされ2
-0とされ必死に反撃するもパスなどが微妙に逸れて得点できずに
迎えた58分にCKから失点し3-0と厳しい状況。

 それでも78分に三苫薫が決めて1点返すが残り時間を必死に攻撃
するものの反撃及ばず、1-3で敗れ53年前の雪辱を許す事になった。

 レスリング女子53キロ級決勝は向田新優が立ち上がりに龐倩玉を
攻めるも逆にバックを取られて回され0-4となるが、第2P開始早々
バックを取って2点返すと更に1分過ぎにバックを取り追い付き2分
過ぎには押し出して5-4と逆転して逃げ切った。

 女子バスケット準決勝はフランス相手に第1Q終了時点で14ー22
とリードされるも第2Qを27ー12、第3Qも27ー16と第3Q終了時点で
18点差をつけ最終的に87ー71で快勝し2度にわたってフランスを破
る快挙を演じたのだった。

 陸上男子400リレーは一走の多田修平が素晴らしいスタートを切
るのだが、山県亮太のバトンパスが合わずに棄権というまさか’の
結果に終わり金を取ったのは最後にイギリスに対し0,05差で逆転し
たイタリアで3位はカナダで残念ながらアジアの中国は4位だった。

 正直言ってコロナ禍の影響でリレーの連携練習が短かったのは否
めないしサニブラウンらの調子が上がらなかったという要素もある
のだが、日本が狙ったのは金メダルだったわけだから極端な話メダ
ルに届かなかったら4位も最下位も同じという感覚だったのだろう。

 つまり選手達が言う‘攻め’のリレーをしなければ金メダルには届
かないという事で行ったギャンブルに敗れたというわけだから、
これはこれで仕方ないとは思う。

 

 

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