逆転するには‘ピンチを凌いだ後’か?‘3人で終わらせた後’か?


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220818-0169

 夏の甲子園の今日は準々決勝後の休養日になるのだが華のベスト
8と言われる準々決勝4試合の中で、下手するとワンサイドゲームに
なるかもしれないと思っていた第2試合と第3試合が‘これぞベスト8’
というべき大熱戦になった。

 ただ下手するとワンサイドゲームになりかねない展開から接戦に
もつれ込ませた高松商と下関国際だったが、高松商は最後に競り負
け下関国際は逆転勝ちと明暗を分けたのが8回裏の近江&大阪桐蔭
の攻撃である。

 1点ビハインドの高松商は近江の攻撃を3人で終わらせたのに対し、
下関国際は1アウト2・3塁のピンチを凌いで最終回の攻撃につなげ
たのだった。

 よく解説者やアナウンサーは‘リズムよく3人で討ち取って最終回
の攻撃につなげたいですね’と言うのだが、意外に最終回前の相手の
攻撃を3人で終えると自チームの攻撃もリズムよく3人で終わりゲー
ムセットというケースを見るのだ。

 むしろ最終回の攻撃前に相手の追加点のピンチを免れて最後の攻
撃を迎えた時の方が同点になったり逆転するというのは高校野球観
戦歴48年の私にとって度々見るシーンで、リズムよく3人で終わら
せた後の逆転劇では松坂大輔が明徳義塾打線を3人で終わらせた98
夏準決勝が印象に残るぐらい。

 例えば78年夏決勝のPL学園ー高知商戦など9回表に高知商が2アウ
ト満塁で追加点が取れなかったし、79夏3回戦の箕島ー星稜戦も16回
裏の同点HR前に星稜は勝ち越してなおも2アウト1・3塁のチャンスが
あったわけで個人的に‘もう1点取っておけば’と思ったりしていた。

 ゴール争奪系であるサッカーやバスケットなどのターンオーバーの
ような‘ピンチの後にチャンスあり’という言葉があるように、ピンチ
を凌いだ勢いで…という方が逆転劇は起きる可能性は高いのではない
か?

 とはいえ負けているチームがピンチを招いて凌ぐというのは、自作
自演では無理なのだが・・・

 

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