リオ五輪 競技4日目:金メダルと同じ価値のあるメダル獲得

日本男子800mリレーで銅!52年ぶりメダル獲得

 大会5日目は柔道男子81㌔級の世界王者・永瀬貴規が昨日の大野
将平の金獲得に続けるかというのと、競泳男子800mリレーで52年
ぶりのメダル獲得なるか。

 柔道男子81㌔級は永瀬が順当に連勝しベスト8に進出したものの
UAEのトマにまさかの一本負けで敗者復活戦に回ると、3位決定戦で
世界ランク1位のチリキシビリに有効を取って勝ち銅メダルは確保。

 一方の女子63㌔級では田代未来は準決勝に進出したが苦手として
いるアグベニューから敗れると、3位決定戦でもゲルビに逃げ切られ
今大会初めてメダルを逃した。

 男子ラグビーは日本が優勝候補のNZに前半7-7から後半に1Tを勝
ち越されるものの1T&Cを決めて逆転すると、残り1分のNZの反撃を
凌ぎ切り14-12で勝つ大金星を上げ決勝ラウンド進出への道が大き
く開けたのだった。

 またカヌー・スラローム男子カナディアンシングルで5位で予選を
通過していた羽根田卓也は準決勝も6位で通過し、決勝でゴールした
時点で2位だったが最終的に1つ順位を落としただけでアジア人初の
銅メダル獲得という快挙。

 初日以来メダルがない競泳は男子200m平泳ぎでは渡辺一平と小関
也朱篤、女子200mバタフライでは星奈津美が決勝進出を決め、男子
200mバタフライでは坂井聖人が1位のマイケル・フェルプス相手に
ラストで0,04差まで追い詰める泳ぎで銀メダルを獲得。

 また男子800mリレーでは第1泳者の萩野公介が積極的に飛び出して
自己ベストに近いタイムで泳ぎ2位で第2泳者の江原騎士にリレー。

 江原は3位に順位を落とすものの第3泳者の小堀勇気が予選よりも
2秒以上タイムを上げて2位でアンカーの松田丈志につなぎ、松田は
最後の50mでイギリスに追い越されたが3位をキープして64東京以
来のメダルを獲得した。

 ロンドンでは「北島康介を手ぶらで返すな」という名言の発起人
だった松田が今度は「松田を手ぶらで返さない」という意識で統一
した日本チームが見事にメダルを獲得したのだった。

 女子体操団体はメダルにこそ届かなかったもののメキシコ五輪
以来の4位入賞という大健闘を見せた。

 ラグビーのNZ戦勝利やカヌーに男子800mリレーの銅など金
メダルと変わら
ない価値の勝利が目立った競技4日目だった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
自由形の強さ (柴田真紀)
2016-08-11 00:46:16
以前、こーじさんが書かれたように、自由形が世界に通用するようになったことが、一番の収穫だと思います。
4年後には、期待ができますね。
女子の体操も頑張ったと思います。
 
 
 
まさしくです (こーじ)
2016-08-11 23:18:44
>柴田真紀様
 自由形は互換性がありますのでバタフライや背泳ぎの
強化にもなりますからね。

 個人メドレーのレベルアップも然りです。

 800mリレーは陸上の1600mリレーと同じ感覚ですから、活躍すれば盛り上がりますよね。

 女子体操もう少し頑張ればメダルも夢ではないですね。
 
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