ウルトラマンガイアEP13・マリオネットの夜

 EP10のコッヴに続いてEP4に登場した波動生命体のメザードが
サイコメザードとして再登場する。
 EP4のラストで田端が言うには砂漠化した都市から生還した人達が
‘誰かに頭の中を覗かれていた気がした’と語っていたが、今回の
伏線だったとは思わなかった。
 さすがはキャラクターを複数回登場させるのが得意な長谷川圭一
作品だ。

 今回の舞台は城岩温泉。
 ここで携帯電話の呼び出し音が ひっきりなしに鳴り続け、電話に出た
人達は何者かに操られているようだ。
 田端のもとに送られてきたビデオテープに外国の街で起こった暴動の
様子が映し出されていたが、差出人の住所が城岩町。
 実は城岩温泉へ田端以下KCBのクルーが取材に行く予定だったので、
ビデオテープの差出人に会おうとするのだが不在。

 一方、我夢の友人・佐藤が城岩町の実家に戻るが妹から渡された
携帯電話に出ると他の者同様 操られてしまいKCBのクルーを襲おうと
するのだ。

  テープに映っていたのはアメリカの小さなリゾート地で1ヶ月前に突然
凶暴化した市民の暴動により閉鎖されたそうなのだが、これと同じ事が
城岩町でも起きていた。

 エリアルベースでは城岩町にマイクロ波による微量な電波干渉が確認
されていたのを知った我夢がアッコらの反対を押し切って出動する。
 城岩町では玲子が警官に助けを求めるが、警官も操られていてピンチ
に陥ったところに藤宮が現れて助けられる。
 田端はTVカメラを抱えてホテルの屋上に逃れたが、そこにテープの
差出人である佐藤たかし少年が逃れていた。

 2人は力を合わせて電球でSOSの文字を作り助けを待つが、それを
ファイターEXに乗った我夢が発見し急行したところにクラゲ状のサイコ
メザードが出現。
 得意のかく乱戦法に出るが我夢はパイロットウェーブで実体を暴き出し、
サイドワインダーで撃墜した。 

 落下したメザードは本体を表したため我夢はガイアに変身。
 しかしメザードは空を飛んで攻撃を仕掛け、更に自らが操る人間達を
周囲に集め盾のようにしたためガイアは攻撃できず触手で捉えられ電気
ショックを受けて大苦戦。

 そこに玲子が藤宮から倒された警官が持っていた拳銃で撃つとメザード
は玲子に向かって光線を放つ。
 それを防いだのはアグル。

 アグルがガイアに代わってメザードと戦い最後はフォトンクラッシャーで
爆破、その破片をガイアが体を張って盾となり操られていた人達を守った
のだった。

  ある意味ガイアとアグルが最も息のあった連係プレーを見せたEP
だろう。

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