ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
上原浩治のボルチモア入りは正解
ジャイアンツからFAとなった上原浩治が、ボルチモア・オリオールズ
との契約が基本合意に達したらしい。
とりあえず一安心だ。
‘上原が希望している西海岸ではないし、ボルチモアは昨年アメリカン
リーグ・東地区最下位’という悲観的な論調をしているメディアもあった。
ただ上原にとってはボルチモアは、決して悪いチームではない。
というのも昨年最下位のボルチモアのエースはジェレミー・ガスリーで
彼が挙げた10勝12敗というのがチーム最多の勝ち星だ。
つまりローテーションピッチャーに難儀しているチームといえる。
これがNYヤンキースやボストンのような凄いピッチャーでローテを占める
チームだと開幕早々に結果を求められるが、昨年最下位のチームにとって
は上原の存在はありがたくMLBに慣れるまで多少は大目に見てもらえる
可能性が高い。
もともと上原はテンポよく投げ込んでいくタイプで、球数が少なくホーム
ランなどで点を取られるもののゲームメイクができる。
MLBでは先発は3点までは許されるのだから、日本時代よりもはるかに
ノビノビ投げられるだろう。
しかもボルチモアの打線は決して悪くないので、上原が3点ぐらいに抑え
ていけば勝ち星は自ずと付いて来る気がする。
強いけど打線の弱いチームで投げるより、打線は強いけどローテの
頭数が足りないボルチモアは上原にとって最適なチームと言える。
‘雑草魂’を前面に押し出している上原にとってもヤンキースのような強い
チームより、ボルチモアのような弱いチームの方が強いチームを倒すと
いう高いモチベーションを持って戦える気がするのだ。
個人的に私が最初に日米野球で‘ムチャクチャ強い’と思ったのが71年
のボルチモア。
1・ベランジャー、2・ブレア、3・Fロビンソン、4・パウエル、5・レッテル
マンド、6・Bロビンソン、7・ジョンソンといった凄いメンバーでジャイアンツ
を含めて日本は2勝しかできなかった。
また最近では‘鉄人’カル・リプケンが在籍していた伝統あるチームなの
で、そこのメンバーとして上原浩治が在籍できるのは嬉しく思うのだ。
« 優勝争いも面... | 76年 選抜高校... » |
ここ数年の故障というのが、モチベーション喪失によるものもあると思ってます。
気力充実した状態で臨むでしょうから、MLBに憧れて
MLB流で自分なりに調整していた上原だけに試される
時がきたと思ってます。
どうなるか9ヵ月後に結果が出ますので楽しみにしましょう。