アルゼンチン3大会連続8強=ベルギーは28年ぶり―サッカーW杯〔W杯〕(時事通信) - goo ニュース
ブラジルW杯は日本時間の今朝でベスト16による決勝トーナメント
8試合が終了しベスト8が出揃った。
ベスト8の地域別内訳は開催地の南米勢が3、ヨーロッパ勢4に北中
米1という図式でヨーロッパ大陸勢とアメリカ大陸勢が4づつと別れた
形になっているし、グループステージを1位で通過したチームで占めら
れた事になる。
グループステージ2位通過チームのベスト8進出は大会の運営
方式が現行のシステムになって以来98フランス:2、02日韓:3、
06ドイツ:2、10南アフリカ:1と必ず2位通過チームがベスト8
入りしていたのだが1位通過チームのみで占められるのは初めてと
なる。
また8試合中延長戦が5試合で、そのうち2試合がPK戦にもつれ
込み90分で決着が付いた2試合もフランス-ナイジェリア戦が残り
10分まで0-0だった事を考えると力が拮抗し最後まで勝負の行方が
分からなかった試合ばかり。
グループステージ終了後ベスト16のトーナメントになったのは86
メキシコ大会からで1回戦の延長戦は86メキシコ:1、90イタリア:
4、94アメリカ:2、98フランス:2、02日韓:3、06ドイツ:2、10
南アフリカ:2に比べると延長戦が5試合というのは多い。
さらに3点差以上ついた試合は これまでの7大会では必ず1試合は
あったのだが今大会はないので、それだけベスト16に残ったチームは
地力があったという事だろう。
ちなみにベスト8に残ったオランダ・ベルギー・コスタリカの3カ国
と日本は親善試合ではあるが国外で戦い、ベルギー&コスタリカに逆転
勝ちしオランダとは引き分けているのだから地力はあったし戦い方次第
ではベスト8に名を連ねてもおかしくなかったので本番で力を出し切る
事の難しさを実感するものである。