メモリーポリスは どこか抜けている

 ウルトラマンネクサスが他の作品と比べて大きく違う要素の1つに
ビースト被害者の記憶を消す、記憶処理班=メモリー・ポリス(MP)
の存在がある。

 この部門のリーダー・首藤沙耶は‘辛い出来事は消し去った方が
本人のため’と語っているように、そういった信念で動いているの
わけだ。

 そしてEP16では自信を無くした孤門が装備を捨てて逃走すると孤
門の記憶を消すべくMPが追跡するのだが、その孤門を救ったのは姫
矢の先輩ジャーナリスト根来甚蔵で姫矢の話を巧みに持ち出して情報
を得ようとする。

 問題はMPの面々が中年男の根来に振り切られてあっさり逃走を許
してしまうところだ。

 MPはビースト被害者の記憶を消去するという記憶処理を専門とし
ている部門なので複数人数で行動しているものの、記憶消去に成功
していたのはビースト被害者が殆どで根来のような通常の一般人は
意外に取り逃がすケースがある。

 これは一般人を拳銃などを使用して追い詰めるというのはさすが
にマズいという事なのだろうし、実際彼らは記憶を消去するメモレ
イサーの使い方は巧いけど捕獲の仕方などは専門外なのだろうか。

 もっともMPの働きが完璧だったら孤門はとっくの昔に記憶を消去
されてTLTから解任されているだろうし、そうなると最終的にノア
への変身も不可能になるなど物語として成立しないわけで、そうい
う意味でもMPの怖そうだけど抜けている感は仕方ないのだろう。

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