時代と共にバカにされる事も変わる

 今月は立春あたりを中心に凄く寒い日が続いていたし年明けから
‘数年に1度の寒波’が何度も続いていたのだが、今週あたりから
寒が緩み始め昨日などコチラでは日中の最高気温が15度を越える
など ようやく春の訪れを感じるようになった。

 今年の冬は寒い日が多く特に立春の頃には日中の最高気温ですら
0度という日があったわけで、高校に自転車通学をしている長男は
制服のズボンの下にスパッツをいつも穿いていた。

 スパッツといえば聞こえはいいが我々の時代は‘ズボン下’とか
‘股引’などと言われており、コレを穿いていると同級生達に‘年
寄りくさい’とバカにされたもの。

 そういう事が多々あるので当然のように今年のような寒い日に親
から勧められても意地でも穿かなかったし、特に着替えなければい
けない体育の授業の日は厳禁だったので寒さに強くなった一方で今
でもスパッツを穿く気にならないから長男が穿いていると‘そんな
モノ穿きよるんか’と驚くわけである。

 もっとも我々の時代の股引はラクダ色でデザインもダサく見るか
ら年寄りくさいものだったのに対し、今のスパッツは昔に比べデザ
イン的にもマシになっているので息子達には抵抗がないのだろうと
思う。

 考えてみれば我々が学生の頃は学校で大用を足してもバカにされ
ていたので、よほどの事がない限り大用は足さなかったし高校にな
ると大用トイレに入ると煙が立つ方が多かったのだ。

 今ではそれが問題になり学校での大用を啓発するようになってい
るので、息子達の世代では授業中にもよおしても抵抗なくトイレに
行くケースが多いらしい。
 
 一方で我々が学生の頃に部屋着として着用していたライン入りの
ジャージは今から25年前の93年あたりにOAされていた、とんね
るずの生ダラで‘付き人ルック’とバカにされたあたりから‘ダサ
い服装'という事になって、今ではほとんど見る事はなくなったので
バカにされる服装というのは時代によって変わっていくものだと実
感するものだ。

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