サンウルブズ、国内開幕戦飾れず スーパーラグビー
スーパーラグビーが今日から秩父宮ラグビー場で国内開幕戦を迎
え、日本のサンウルブスはオーストラリアの強豪・ブランビーズに
25―32で逆転負けしたものの7点差以内の負けという事で勝ち点1を
獲得した。
試合は5分にPGで先制されたものの8分と18分にT&Cで逆転すると
トライを取り合って前半を19-15とリードして終わるが、後半開始
早々にゴール前に押し込まれボールを奪い返すがSH流 大のパスが
ゴールポストに当たって跳ね返ったボールを拾われ逆転T&Cで流れ
が変わる。
その後も53分と67分にトライを奪われる一方で攻撃では、しっか
りアジャストしたブランビーズの前に何度も攻め込みながらノート
ライに抑えられ終了間際に攻め込んでもらったペナルティもPGで7点
差にしたに留まった。
とはいえ前回5-66で惨敗した相手に勝ち点1を奪っただけでなく
前半を19-15でリードして終えたのだから、進化したというのは認
めていいだろう。
スーパーラグビーは今シーズンから3チーム減った15チームになり
日本はオーストラリア地区に組み込まれているのだが参加チーム削減
となったわけだから、ふがいないスコアが続くと削減対象になりかね
ないので特に一昨年惨敗したブランビーズとの開幕戦は大いに注目さ
れていた。
今シーズンから日本代表HCのジェイミー・ジョセフがサンウルブス
のHCも兼ねる事になったし、スーパーラグビーにコンディションを整
えるという形からかトップリーグも日程を短縮して臨んでいたので下
手な試合をすると凄い批判を浴びるだろうと思われていた。
そういう事から今シーズンは1年目の1勝1分13敗、2年目の2勝13敗
という成績は越える必要があるわけで、初戦がカギを握ると思われて
いた事からミスが出たにも拘わらず勝ち点1は確保できたので大いに
これからを注目したい。