平昌五輪閉会式前日に有終の美を飾る

カー娘、歴史変えた!史上初銅メダル 英国ミスショットで劇勝

 平昌五輪閉会式前日の昨日行われたスピードスケート・女子マス
トスタートで高木菜那が金、カーリング女子3位決定戦では日本が
イギリスに競り勝って銅メダルを獲得した。

 今大会は大会13日目の時点で98長野の10個を越える11個のメ
ダルを獲得し新記録となっていたのだが、ほぼ日本のメダルが望め
る種目が終わる昨日の時点で金と銅の2個を上乗せして13個のメダ
ルを獲得する事になるとは思わなかった。

 両種目共に20:00開始だったのでチャンネルを替えながら見る事に
した。

 というのも正直言ってマススタートは今回が初採用で初めて見る
ため最初から見ないと要領が分からないし、カーリングは時間がかか
るのでスケートの合間で見た方がいいだろうと考えたのだ。

 カーリングに関しては前日の惜敗が3位決定戦にどう影響するか
というのが気になったし、韓国との準決勝のように立ち上がりにビ
ッグエンドを作られたら厳しいので1点づつ取り合う展開に持ち込
めればと思っていた。

 実際1エンドは不利な先攻で1点に抑えたが自らの後攻の時には
複数得点できず1点止まりという展開の一方で、スケートは準決勝
1組目で高木菜那が決勝進出を決めたのに対し2組目の佐藤綾乃は
残念ながら転倒に巻き込まれて決勝進出ならず。

 決勝前にカーリングを見ると共に後攻の時に1点づつ挙げる展開
となっており、複数得点もスチールもない状況でガマン比べになっ
ていたので‘ひょっとしたら'と思った次第。

 一方スケートの決勝に戻って決勝を見ると高木は序盤集団の後方
に待機して6周目で先頭グループに浮上すると、最終周で2番手に
付け第4コーナーで先頭をインからかわして一気に加速し逃げ切る
という会心のレース運びで金を獲得。

 終了後にカーリングにチャンネルを替えると第8エンドになって
おり2エンド連続でブランクにしていたようだが、8エンドで追い
付いたものの1点止まりで3-3。

‘9エンドは先攻だから1点を取らせて10エンドで2点を’と思っ
ていたらイギリスはブランクにして10エンドを後攻で迎えるよう
な雰囲気だったのをラストショットでブランクにし損ね日本が1点
スチールする事になり遂に4-3と逆転。

 とはいえ10エンドに複数得点されたら負けだしシンキングタイム
も減っているので‘何とか1点に抑えられれば’と思いつつ見ていた
ら、イギリスも一気に逆転を狙って投じた石が日本の石を中心に押し
込む形で2エンド連続スチールとなりメダルが決まった。

 13日目に団体パシュートで金を取り11個目のメダルを獲得した
ものの以後は複合団体や、フィギュアスケート女子シングルにスピ
ードスケート男子1000など僅かにメダルに届かない種目が目立っ
ていたので一気に金と銅を取れたのは嬉しいものがある。

 ちなみに閉会式前日に2個のメダル獲得といえば20年前の長野の
ショートトラック男子500で西谷岳文と植松仁が金と銅を取ったの
を思い出すが、やはり‘終わりよければ全てよし’で閉会式前日に
金を含む複数メダルを獲得できたのは本当によかった。

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