WBCバンタム級王座決定戦に思う


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp0-230730-202307300000331

 日本時間の7月30日にラスベガスのTモバイルアリーナで行われた
ウエルター級タイトル統一戦はWBO王者テレンス・クロフォードが
3団体王者エロール・スペンスを9RTKOで破り史上初のSライトに続
いてウエルターも4団体統一に成功した。

 WOWOWでの生中継を観戦していたのだが2Rに右ジャブでダウン
を奪ってから一方的な展開になり、圧倒的なクロフォードの勝ちっ
ぷりにはパウンド・フォー・パウンドでは井上尚弥の上を行くなと
実感したものだった。

 さてこの日もう1試合日本のファンが人が注目したのがノニト・
ドネアで当初の予定から2週間遅れで井上尚弥が返上したバンタム
級のWBCタイトルを奪取すべく、3位のアレハンドロ・サンチアゴ
との決定戦に臨んでいたのだが後半失速して112ー116×2、113ー
115の3-0判定負けを喫してタイトル奪取はならなかった。

 試合を見ていると前半ドネアが優勢に試合を進めていたのだが、
徐々にサンチアゴがペースを奪い始め6Rあたりから最初の1分は
ドネアが優位に試合を進めるも特に最後の1分はサンチアゴペース
で試合が進みフィリピーノ・フラッシュといわれたスピードの衰
えを実感する事に。

 ただ個人的に残念だったのがドネアーサンチアゴ戦はクロフォー
ドースペンス戦のセミファイナルではなく(セミファイナルはWBA
ライト級挑戦者決定戦)、その1つ前9:00からのWOWOWオンデマ
ンド中継の2試合目で行われた事。

 当然ながら会場の入りは2割~3割でラスベガス興行はメインの前
ぐらいからしか観客が入らないというが、こうしてみると妙に実感
できるわけだ。

 我々日本人からするとノニト・ドネア絡みの試合は注目カードだ
と思うのだが、これがアメリカでの軽量級の不人気を象徴するシー
ンなのかと思ってしまう。

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