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こーじ苑
2011夏の甲子園 第11日
如水館、サヨナラ勝ちで8強=作新学院は49年ぶり―全国高校野球第11日(時事通信) - goo ニュース
今日で3回戦も終了しベスト8が決まる。
10日目に登場したチームは2回戦からのチームばかりだったのに対し、今日
登場するチームは1回戦から勝ち上がったチームなので3試合目となるのだが
ベスト8が2日間で行われるといっても下手したら残りが3連戦になるので でき
れば楽に試合を終えてベスト8に備えたい。
注目は第4試合の智弁和歌山-日大三。
20世紀最後の優勝校である智弁と21世紀最初の優勝校である日大三は
共に強打のチームだが、投手力は日大三が やや上回るだろう。
とはいえ吉永が2日前に かなりの球数を投げているのが気になる。
第1試合は金沢の豪腕・釜田に習志野打線が挑む。
第2試合は62年選抜で18回引き分け再試合を戦ったチームの再戦で、
2回戦で帝京に劇的な逆転満塁HRで勝った八幡商と打線が好調な作新学院の
対戦。
第3試合は2試合連続延長戦を勝ち抜いた如水館に2勝を挙げて勢いに乗る
能代商の挑戦を受ける。
第1試合:金沢 1-2 習志野
習志野は左の在原を先発させ金沢打線を6回までランナーを出さなかったのは
2イニングだけだったが4安打されながらも連打を許さずに0に抑え、3回に8番・
9番のヒットで作った
チャンスで3番のタイムリーで奪った1点を守りきるかに思われた。
しかし7回に1アウトから8番がヒットで出塁しバントで2アウト2塁から1番の
タイムリーで遂に金沢が追いつく。
その裏に習志野は2アウトから9番がヒットで出塁すると1番が歩いて1・2塁
から2番のタイムリーで2-1と勝ち越し。
9回に金沢は四球とバントにヒットで1・3塁とチャンスを掴み在原から木村に
スイッチするとセーフティスクイズで3塁ランナーが飛び出してアウトになり
チャンスを潰して習志野が逃げ切った。
下位打線が健闘した金沢だったがクリーンアップが封じ込められたのが痛いし、
9回のセーフティースクイズで3塁ランナーのスタートが遅れていたので自重
するかと思ったら飛び出してアウトになったのが響いた。
第2試合:八幡商 3-6 作新学院
毎回スコアリングポジションにランナーを進めながら得点できなかった作新は
3回に2ベースで出塁した1番を4番のタイムリーで返して先制するが、八幡も
4回に1番がヒットで出塁するとバントで2進し3番のタイムリーで追いつく。
追いつかれた作新は6回に1アウトから4番5番が連打し2アウト後7番の
タイムリーで勝ち越すと7回には1アウトから内野安打とヒットに四球で満塁から
3番の2点タイムリーで差を広げ、2点差に追い上げられた7回には6番の
2ベースからバントとスクイズで1点を追加すると9回にも2番がヒットで出塁して
暴投で2塁に行き4番のタイムリーで6点目。
八幡も必死に反撃するが7回に1アウトから四球で歩いた6番を7番の2ベース
で1点返し、9回には帝京戦の殊勲者である5番がHRを放ち7番も追い上げムード
を作り出したが最後は8番のPHが併殺に倒れて万事休す。
作新が14安打なのに対し八幡商は6安打だから力の差はあった。
できれば八幡は4回に追いついた時に一気に逆転したかったのではないだろうか。
第3試合:如水館 3⑫2 能代商
1回に能代が1番の2ベースからバントで3進し3番のタイムリーで先制すると
如水館も その裏1番が歩いて2番のバントFCでノーアウト1・2塁とするが後続を
絶たれ無得点。
2回に如水館は6番がヒットで出塁しバントなどで2アウトから9番のPHがレフト前
に落として追いつくと、3回からエースの浜田が登板して5回以外はランナーを出し
ながらも0に抑える。
如水館も能代の保坂から7回以外は毎回ランナーを出し9回は内野安打で出塁
した7番が2塁に進んで9番がセンターオーバーの2ベースを放つが2塁ランナーが
ホームでタッチアウトとなり、なおも四球で1・2塁も凌がれて延長戦へ。
延長戦でも如水館は先頭の3番が2ベースで出塁するとバント失敗などで2アウト
から6番のライト前で2塁ランナーがホームに突っ込みタッチアウトと攻撃がチグハグ
なのに対し能代は2アウトから
ヒットで出た8番が盗塁すると9番のショートへの内野安打が悪送球となって遂に
勝ち越す。
しかし如水館も その裏に1番が歩くと1アウト後に3番がヒットでつなぎ、2塁
ランナーが3盗で1・3塁とチャンスを広げて4番の1塁ゴロで打者走者がアウト
になった瞬間にホームに突入して1番が生還。
なおも2アウト2塁から5番がピッチャーへの内野安打で つなぐと6番が三遊
間を破ってサヨナラ勝ち。
14安打5四死球とチャンスを掴みながら如水館は13残塁で2度もホームで
アウトになるなど拙攻が目立ったのだが12回に‘伝家の宝刀’というべき三盗で
チャンスを広げ、同点のシーンは1塁ゴロで打者がアウトになった瞬間に3塁ラン
ナーがホームに突入するという足を絡めた作戦が効いた。
能代の1枚エース・保坂は180球近く投げているのだから、ほぼ限界だったの
だろう。
第4試合:智弁和歌山 4-6 日大三
1回に日大三は1番がヒットで出塁しバントなどで2アウト2塁から4番と5番の
短長打に相手エラーも絡んで3点を先行すると、2回にも3安打を集中して5-0と
リードを広げる。
立ち上がりに3連続を含む4三振を奪われた智弁打線だが3回に7番がヒットで
出塁すると8番のバントが内野安打となり1アウト後に1番がタイムリーを放ち
先制すると5回には1アウトから連続四球となり1番の2塁ゴロが併殺崩れの
悪送球になり5-2と追い上げ、その裏に4番の四球と5番のヒットとバントで
1アウト2・3塁とするがスクイズ失敗などで無得点と流れは智弁に・・・・
7回に智弁は2アウトから1番が歩くと暴投で2進に成功し2番のタイムリー
と3番のレフト線への飛球の目測をレフトが間違えて3ベースにしてしまう。
ところが4番のキャッチャーフライを鈴木がバックネット近くで好捕し同点ならず。
そして8回裏に6番のHRで1点を追加して智弁を振り切った。
日大三の2回まで5点を奪った速攻は見事。
とはいえ流れを変えたのは鈴木、前記しているように1点差に詰め寄られ2アウト
3塁のチャンスで4番のキャッチャーフライをバックネットの近くで好捕するファイン
プレーで智弁の勢いを消してしまった。
ヒット数や与四死球は殆ど変らないのに現れた差は集中打が出たかどうか
というところだった。
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金沢釜田好投も打てませんでした。
第2試合、作新が順当勝ち。八幡、ここまでくれば
上出来だろう。
第3試合終盤より観戦。9回の如水館の走者、センターオーバーで生還出来ないとは?
第4試合、日大三、序盤のリードを守りきる。点差以上の地力の差を感じました。
今日は姫路ー光星に注目。原対光星打線は?
習志野好調ですね、これなら日大三にも勝てるのではないでしょうか?
如水館の9回の走塁ミスには笑いました。
センターオーバーの2ベースなのにホームインできないとは・・・・あんなの初めて見ましたよ。