プロ野球、下位チームは上位チームと同じ事を やるべからず

プロ野球順位予想パ・リーグ編 層が厚いソフトバンク投手陣 (夕刊フジ) - goo ニュース

 今日から今年のプロ野球のレギュラーシーズンが始まり、これから10月まで
野球好きの私にとっても贔屓チームの勝敗に一喜一憂する日が続く。


 さて今年はシーズン開幕前にWBCが開催され大会三連覇を狙った日本代表は
ベスト4でプエルトリコに敗れたのだが4年後の優勝に向けてWBCで突きつけ
られた課題を克服するべくレギュラーシーズンを戦う必要があるだろう。


 過去2大会で優勝した要因はスモールベースボールだが、それを錦の御旗に
して12球団全てが更なるスモールベースボールに邁進し始めた感が強く その
結果スモールならぬミニマム化を招く結果になった。


 たしかにスモールベースボールは勝つためのセオリーになっているがWBCの
ファイナリストであるドミニカやプエルトリコなどもスモールベースボールをやり
始めている感が強い。


 こちらのサイトでも語られているがパワーや身体能力に劣る日本がスモール
ベースボール一本槍では勝てなくなるのは火を見るより明らかだろう。


 五輪の男子ボールゲームで唯一の金メダルをもたらした男子バレーの故・松平
康隆は‘常識の延長線上に勝利はない’と語っていたようにセオリーというのは
強者が順当に勝つための方法論であり弱者が それに従って戦っても勝てないと
いうのは高校野球をはじめとした あらゆる競技で証明されている。


 それを考えるとジャイアンツやホークスなど戦力的に充実したチームがセオリー
通りに戦うのは構わないだろうが、ベイスターズのような毎年のように下位に
低迷しているチームがセオリーを妄信しても勝ち目はないはず。


 ならば下位に低迷しているチームこそがセオリーから外れた戦い方にチャレンジ
するべきだろうし、そういう戦い方をして失敗してもマスコミは‘ナイスチャレンジ’
と褒めても‘セオリー外れ’と批判してはいけない。


 たとえばプエルトリコのバッテリーが日本打線を封じたような打者が構える前に
早いテンポで どんどん投げ込むスタイルなど下位に低迷しているチームこそが
実践してみる価値はあると思うのだが。

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