中谷潤人KO防衛で有明ボクシング7大世界戦を締める


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/ans/sports/ans-471576

 昨日有明アリーナで行われたボクシング7大世界戦2日目のメイン
として行われたWBCバンタム級タイトルマッチで、王者の中谷潤人
は1位ペッチ・ソー・チットパッタナを6RTKOで破り2度目の防衛に
成功すると共に3連続KO勝ちとなった。

 試合は長身サウスポー同士となった両者だが明らかに中谷の方が
自分の距離で戦う展開になり、多彩なジャブを軸に優位に展開して
徐々にアッパーを含めた強打が炸裂し始める。

 過去1度もダウン経験のないペッチだが中谷の強打を浴び続けて
いた6R中盤に強烈な左でグラつかせた後、連打を浴びせてダウンを
奪うと更に左フックで2度目のダウンを奪いレフェリーストップ。

 有明興行2日目は最初のWBAフライ級タイトルマッチでアンソニー
・オラスクアガと元Lフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス戦は、1R
途中に偶然のバッティングで挑戦者が出血し負傷引き分け。

 続くWBO:Sフライ級タイトルマッチで王者の田中恒成は5位 プメ
レレ・カフ相手に攻め込むもののガードが甘くカウンターを貰うシー
ンが目立っていたら、5Rに右アッパーを出したところに右フックを合
わされてダウン。

 以後はボディブローを中心に田中が攻め込むが時おりカウンターを
貰うなど見栄えが悪く、最終ラウンドはダウン寸前に追い込むも倒し
きれず判定は113ー114が2人と114ー113が1人の2-1の判定で田中は
王座陥落となった。

 セミファイナルのWBOアジア太平洋バンタム級王座決定戦で1位の
那須川天心が2位ジェルウィン・アシロは、那須川が攻め込むものの
リズムがワンパターンで時おりカウンターを貰う形で勝って
はいるだ
ろうが倒せる雰囲気が全くない中9Rにアシロが足を滑らせたところに
パンチが当たるダウンで勝利は決定付けられた。

 まぁ10Rフルに戦う経験ができたのはポジティブに捉えたいが、世界
という話になると?マークがつく出来だった。

 そういったモヤモヤ感がある中で、最後に見事なKOで締めてくれた
中谷はやはり大したものだと実感する。

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