選手とは対照的…ザック監督、結果に満足「頭の切れ見たかった」/W杯(サンケイスポーツ) - goo ニュース
アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表チームが昨日 埼玉
スタジアムでキプロスに1-0で勝ち、日本での最後の試合を終えて
29日にアメリカでの直前合宿に出発する。
格下といわれるキプロスに1-0という結果に不安を煽る記事が目
に付くのだが、個人的には あまり気にならない。
というのも06ドイツ大会前はドイツとの親善試合で一時は2-0と
リードを奪い2-2で引き分けるなど好調を思わせていたものの本
大会では1分2敗だったのに対し、10南アフリカ大会では初戦の
カメルーン戦前まで ほとんど勝てずに臨んだにも拘らず2勝1敗
でベスト16入りを果たしたのだ。
つまり調整試合で負け続けてもW杯本番で勝てば問題ないわけ
だし、ベスト8以上を狙うなら初戦が大事とはいえ ここにチーム
のピークを持って来るわけにはいかないのでアメリカに渡ってコス
タリカやザンビアとの試合で調子を上げていけばいいだろう。
今回の代表メンバーは4年前はおろかジーコが率いた8年前より
間違いなく強いので、4年前に岡田武史前監督が語っていたベスト
4も幸運に恵まるという条件付きで可能性はあると思う。
1年前に行なわれたコンフェデ杯では自分達の長所を100%出す
スタイルで臨みブラジル・イタリア・メキシコ相手に3連敗したの
だが、コロンビアはブラジルほどギリシャはイタリアほど強くない
しコンディションもコンフェデの時よりもいい状態で臨めるのだ
からグループステージ突破の確率も高いだろう。
ただし自分達の長所を100%出すスタイルというのは一歩間違え
ればコンフェデの時同様3連敗という可能性もある事を頭に入れて
おく必要がある。
今は本大会前にピークが来た8年前のドイツでの失敗だけは繰り
返して欲しくないと切に思うのだ。