あしゅら男爵のオマヌケ度満点作戦

 マジンガーZが始まって3ヶ月が過ぎると地下帝国も あらゆる手段を使い攻めて
来る。


 実際1つ前の15話では2体の機械獣を投入し1体で街を破壊してマジンガーZを
 
おびき寄せた隙に もう1体の機械獣が光子力研究所を襲撃するという内容だった。

 そして16話では操縦者である兜甲児を暗殺しようとする。

 確かにマジンガーZは無敵だが操縦者を殺せば動かせないので至極当然の作戦
で、この頃マジンガーZが空を飛べないためパルカンP5の起こした竜巻
が湖に
消えたので兜甲児はホバーパイルダーで湖の調査に出かける。


 そこで湖に潜んだ機械獣から発射されたボンド弾を浴びせられてホバーパイル
ダーは不時着。


 当然 飛び立てないパイルダーは鉄仮面軍団の襲撃を受けてピンチになる
だが、ここで あしゅら男爵は とどめと称してパイルダーを火攻めにした
のだった。

 たしかに火攻めで兜甲児は苦悶するのだが粘着したボンド弾を溶かしてしまう
結果になり、パイルダーは飛び立ってピンチを脱出しマジンガーZと
合体して機械
獣も倒して終了。


 これは宇宙戦艦ヤマトでドメル艦隊艦載機の猛攻でピンチに陥ったヤマトに対し
ドメル将軍はドリルミサイルを波動砲の発射口に射ち込んで内部から
破壊しようと
するのだが、真田とアナライザーがドリルミサイルの中に侵入
して逆回転させて
戦闘空母以下の空母群が全滅するという話があった。


 いいところまで追い込みながら余計な事をして失敗というのはヒーロー作品の
定番だが、マジンガーZに登場する あしゅら男爵には特に この
傾向が強く今回の
EPは代表的なパターンだろう。


 ちなみに このEPの脚本は前記したヤマトのドメル編の脚本も担当した藤川桂介
である。

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