ウルトラマンネクサスには一般人のゲストが度々登場するのだが
基本的にダーク・ファウストにされた斎田リコの家族や、ノスフェ
ルから殺害されビースト・ヒューマンにされた山邑家など犠牲者
としての存在が大きい。
ノスフェル編以降は佐久田 恵ら準レギュラーの登場になっていた
のだが、EP19以降のゴルゴレム編からカメラマンの保呂草や助手の
潤平にグラビアアイドルの七夏という3人の一般人ゲストが登場する。
保呂草は姫矢准が最後に撮った写真に感動してカメラマンを志し
たものの、未だ芽が出ずにイラ立っている存在で助手の潤平に度々
当たっている。
一方の七夏も同じく売れないグラビアアイドルで保呂草のモデル
としてくすぶった状態で悶々と過ごしていた時にビースト騒動に巻
き込まれてしまうわけで、ここら辺りがネクサスという作品の不条
理なところだろう。
撮影中に七夏がストーンフリューゲルを発見して姫矢を救出する
わけで、保呂草が姫矢を認識しており自らの憧れだった事などを話
していたらクロスフェーズ・トラップ作戦の現場に遭遇してしまう。
チャンスに恵まれてないと愚痴っていた保呂草にとってクロスフ
ェーズ・トラップ作戦の取材は命がけではあるものの己を燃焼させ
る事のできる仕事として、ゴルゴレムとナイトレーダーの戦闘シー
ンの撮影に成功するのだが代償として近づき過ぎてゴルゴレムから
捕食されるという最悪の結果に終わった。
そして潤平と七夏の存在があるのでナイトレーダーはゴルゴレム
を迂闊に攻撃できず、姫矢も2人を守るためダメージを圧して変身
するのだがエネルギーが尽きて消滅するなど上手く嚙み合わない
展開が続くのだった。