森保ジャパンはマスコミの‘王様至上主義’に勝てるのか

森保ジャパンが始動=7日のチリ戦へ向け練習開始―サッカー日本代表

 ジャカルタ・アジア大会でサッカーU21代表を率いて銀メダルを
獲得したばかりの森保一・日本代表監督が、7日のチリ戦と11日の
コスタリカ戦に向けたフル代表合宿を開始した。

 特筆するべきは今年のロシアW杯で活躍した本田圭佑や長友佑都
だけでなく大迫勇也、乾貴士、柴崎岳らを招集してない事。

 森保監督に課せられた任務は4年後のカタールW杯での活躍だけ
でなくロシアW杯で先送りされた世代交代という面もあり東京五輪
の監督も兼任するわけだが、とはいえ初めが肝心という事から少なく
ともロシアW杯で活躍したメンバーは何人か残すのが歴代監督の通
例だった。

 思えば98年のフィリップ・トゥルシエ以降はW杯後のスタート
は外国人監督だったという事もあり、特に外国人監督は結果を残さ
なければ解任論が出る事もあって前W杯のメンバーを残しながら新
たなメンバーを入れるパターンに慣れていたのだから凄く新鮮な感
じがする。

 これはスポンサー筋もW杯で活躍したメンバーを興行の顔として
起用したいという一面もあったのだが、さすがに今回は世代交代と
いうのが国民的な認識としてあるのでW杯活躍組の召集がなくても
仕方ないという思いになるのではないか。

 W杯で活躍した選手は逆に言えばオフもなく消耗した形になって
いるので親善試合のために召集するのは時差の問題などから疲労を
溜めケガの原因にもなるので本来なら召集しない方がいいのだが、
これまでは先述した理由のためコンディションが整わなくても多く
の代表監督は招集していたのが現状だ。

 さらに森保監督はチームの柱を置かないというスタイルで臨むと
いう話が載っていたがリオネル・メッシ依存のアルゼンチンや、ネ
イマール依存のブラジルなど‘王様'系選手に依存するチームがW
杯では活躍できなかった例を見ても正しい方向に進んでいると思う。

 後は結果が出なかった時に特に出るのが確実なマスゴミを中心に
した‘日本の顔’待望論をどこまで押さえ込めるかになる。

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