ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
利権の温床に成り下がったアマチュアスポーツ
アマチュアボクシング界のトップである山根明会長がJSCからの
アスリート助成金を不正流用したり代表コーチに対するパワハラ
問題など13項目にわたる問題が噴出し話題になっているし、昨日
ロンドン五輪の金メダリストでWBAミドル級王者・村田諒太まで
がSNSで‘そろそろ潔く辞めましょう’とコメントするなどアマチュ
アボクシング界が大きく揺れている。
今年に入って女子レスリングや日大アメフトなど大学を中心にパ
ワハラ問題が頻発しているのだが‘レスリングやアメフトが問題に
なるならアマ・ボクシングが真っ先に叩かれなければいけないのに’
と個人的に思っていただけに、これらの問題が表面化した途端に今
まで問題点が一気に噴出した形で これを機にアマチュアボクシング
界を立て直す時が来たと実感する。
もともとアマチュアボクシングは世界で勝つためにあらゆる競技
がプロ化していく中で、最もプロとの溝が深いといわれプロとの接
触を拒絶しており元ミニマム級世界王者・高山勝成のアマチュア復
帰を頑なにどころか門前払いをしていたのが話題を集めていた。
彼らが拘るアマチュアリズムを遵守して五輪や世界選手権で活躍
すれば彼らの言い分も説得力があるのだが、ロンドン五輪で村田諒
太が金を清水聡が銅メダルを獲得した以外はメダルどころか出場階
級を確保するのもままならない状態では批判されるのは当然だろう。
基本的にアマチュアリズムとはプレーする事に対する報酬を受け
取らない事を美徳とし日本では年配者を中心にアマチュアリズムの
信奉者が多かったのだが、現状を見れば選手達に報酬を受けさせな
い事を強要する一方で組織のトップは金まみれでやりたい放題とい
うのが現状だ。
これは自分達の利益を優先し過酷な日程を押し付けている高校野
球にもいえる事なのだが。
日大理事長やアマチュアボクシング連盟の会長らの顔つきを見て
いると絶対的権力者のムードが醸し出されているし、利権を一手に
握っているのが露骨なわけで彼らは揃いも揃ってアマチュアスポー
ツの関係者ばかり。
こうしてみると‘プロ=金に汚い’‘アマチュア=清く正しい’という
考えは改めるべきだし、むしろアマチュアの方が不祥事があっても
責任を取らず利権の温床に成り下がっているのではないか。
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https://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/08/13/kiji/K20120813003893881.html
しかし、ロンドン五輪で史上初の1大会複数メダル獲得の功績をバックに連盟の定款に無い“終身会長”を創設して一族独裁体制を敷いてからは国際大会で大した成績も残せず、山根の身辺も悪い話しか聞かないからこの男の子とは一切評価してない。
このバカ親子の不正行為が白日の下に晒されるのは遅かれ早かれ時間の問題だと思っていたので、日大アメフト部と同様に世間やメディアは徹底的に叩いてほしいと心から願うよ。
そうなのですよね、ロンドンの頃は川島体制よりもよくなったと思っていたのに終了後一気に酷くなりましたよね。
このテの話は数年前から聞いてましたので‘やっと出たか’という感じです。