14年前の別府旅行は

 海の日の第3日月連休に家族で別府のかんぽの宿に泊まり、翌日
うみたまごに行ったのだが実はパターンこそ違え14年前の旅行と
同じような旅程を辿った形だったのだ。

 別府のかんぽ泊まりは04年6月以来で実母の発案だったのだが
次男が1ヵ月後に生まれると慌しくなるし、当時自らが患っていた
ぎっくり腰がなかなか治らなかった事もあって温泉にゆっくり浸か
ればという考えからだったようだ。

 ところが5月22日に実母が点滴を受けたついでに血液検査をした
ところ血小板が減っているので、27日に血液内科にかかったところ
急性リンパ性白血病と判明し入院して抗がん剤治療に入ったため家
族揃っての旅行はキャンセルされたのだが我々だけでも行くように
と言われ2歳半の長男と3人で行く事になった。

 当時は生命保険の切り替え時期で、この日の午前中に保険会社御
用達の病院で血圧などの検査を行い午後から出かけたのだが前夜も
母親が入院中の小倉の病院まで通っていたので寝るのも遅く血圧が
妙に高いという副産物まであった。

 午後から車で別府入りした足で うみたまごに行き16:00ぐらい
まで滞在した後に、かんぽの宿に行って温泉に浸かり夕食を取るの
だが母親の容態が気になり気分的に落ち着かず。

 翌日は安心院のアフリカンサファリに行ってジャングルバスに乗
り動物達にエサやりをした後に、ふれあいコーナーで息子に動物を
さわらさせるなど過ごして入院している小倉に向かう。

 途中愛宕神社に寄って病気完治の御守りを買い届けたのだが残念
ながら容態は好転せず、1週間後には肺炎を併発し6月28日に亡く
なったのだった。

 家族に重篤な病人がいると旅行に行っても落ち着かないという事
を実感した旅行だったため いつの日かもう1度出かけようと思って
いたら、昨年の7月に急遽旅行に行ける事になったのでアフリカン
サファリに行く事にした。

 そうなると別府のかんぽ宿泊とうみたまご行きになるわけで今年は
この2つをクリアした事から、ようやく14年前の旅程を2年越しで
楽しむ事ができたのだった。

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