仮面ライダーV3の最終回から40年

 今から40年前の今日74年2月8日は仮面ライダーV3の最終回の日である。

 前回ライダーマンを失ったV3がザリガーナの正体を表したヨロイ元帥との最終
決戦と、致命傷を負って首領の下に戻ってきたヨロイ元帥が首領から粛清される
シーンが印象深いものの首領の正体が骸骨で心臓しかなかったというのには
少しガッカリした覚えがある。


 しかもザリガーナは事実上のラスボスだったものの思ったよりも強くなく切り札
といわれた技も自らの甲羅を足で踏み割って破片を投げつける‘甲羅崩し’
だから脱力してしまう。


 とりあえず立花藤兵衛やシゲルら少年ライダー隊を再生怪人を使って捕獲し
V3を罠に嵌めたまではよかったのだが、あっさり逆ダブルタイフーンで脱出
されて3&4話の対テレビバエ&イカファイヤー編のようにV3を苦戦させることも
なく終わったのだった。


 ただ前作の仮面ライダーが約1年9ヶ月OAされた中でのメリハリの付け方を
1年の間でコンパクトにまとめた功績は大きく、シリーズとしての完成度の高さは
昭和ライダーの中でも群を抜いていたと思う。


 デストロンを壊滅させ夕日の中を走れハリケーンのBGMをバックに風見士郎が
宿敵を倒した喜びを感じさせる事なく、新たなる敵を求めて厳しい表情を浮か
べてバイクで去って行くラストシーンも孤高のヒーローという感じがして最高
だった。


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