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こーじ苑
リオ五輪 競技14日目:男子400mリレー歴史的銀メダル獲得!
日本400mリレー銀メダル!北京の銅上回る最高位
リオ五輪競技14日目の注目種目は陸上の男子50㌔競歩と男子400m
リレーに男子レスリング。
陸上のメダル目標種目である50㌔競歩と男子400mリレーが行なわ
れるわけで競歩は昨年世界陸上3位の谷井孝行ら実力者達がいるし、男
子400mリレーは個人戦での決勝進出者は出なかったがリレー予選では
強豪チームがメンバーを落としていたとはいえ2位通過しているので上
手く行けばメダルは期待できる。
男子レスリングフリーは出場権を得た57㌔級の樋口黎と74㌔級の
高谷惣亮の2人が登場。
共に2回戦を勝ち進んだが高谷がベスト8で3-0から4点を取られて
逆転負けを喫し、高谷に勝ったウクライナが準決勝で敗れたため敗退が
決まった。
一方57㌔級の樋口はベスト8で一瞬ヒヤリとしたものの逃げ切ると
準決勝でイランのラヒミに勝って決勝に進出し、キンチェカシビリ相手
に第1Pをリードして一時は3-0としたのだが追い付かれて3-3と
なって規定により敗れ銀メダル。
とはいえグレコ&フリーとそれぞれ2階級づつしか出場権を取れずに
連続メダル獲得も厳しいといわれた男子が、グレコとフリーで太田や
樋口という若い方の選手が銀メダルを取ったというのは4年後の東京に
つながる成績だろう。
シンクロ団体もフリーでウクライナやスペインを振り切って銅メダ
ルを確保し、シンクロ日本をアピールできたはず。
陸上の競歩で世界陸上3位の谷井や森岡紘一朗が集団から遅れる中、
荒井広宙が集団に食らい付く歩きで粘ると有力選手達が次々と脱落し
最後は残り1㌔でエバン・ダンフィーを振り切って競歩界初のメダル
を獲得した。
そして迎えた男子400mリレーは前日の予選同様1走の山縣亮太が
好スタートを切ると飯塚翔太へのバトンパスが乱れたものの巧く飯塚
が受け取り、3走の桐生祥秀が加速してアンカーのケンブリッジ飛鳥
に渡すとアメリカのバトンパスミスに乗じてジャマイカのウサイン・
ボルトに食らい付く走りで最後はボルトに離されるもののアメリカを
抑えて0.02差でゴールしタイムもアジア新記録となるで初の銀メダル。
8年前の北京では予選でアメリカなどの強豪国が失格していたという
幸運があったのに対し今回は堂々たる銀メダルなのだから凄い。
100mで9秒台を出せず個人種目で決勝進出者がいないにも拘らず
アメリカに勝っての銀メダルを取れるというのは長年陸上を見ていた
我々にとって奇跡のようなもので、こうしてみるとバトンワークの重
要性を痛感するし月並みだが選手達やスタッフ達の努力の賜物だと思
うのだ。
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あと、あのリレーのときの4人のタイムだけ見ると、9秒台では走っていたのでは? という質問が、為末大氏のところに寄せられていました。
意外に海外勢は個人種目重視でリレー系はまじめにやらないようですから、そこまでアンダーハンドパスを必死になってやる事はないかもしれませんね。
こればかりは文化の違いというヤツでしょうが。