ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
男子バレー・明日は北京への天王山だが・・・・・
男子バレーの北京五輪アジア予選&最終予選で日本は、ここまで初戦の
イタリア戦をフルセットの末 落としたもののイラン・韓国・タイの対アジア勢
3連勝。
イタリア戦で2-1でリードして迎えた第4セットに、マッチポイントから7連続
失点して追い付かれて逆転負けしたショックから立ち直っているから安心
した。
そして明日が、対アジア勢最後にして最強の敵・オーストラリアとの‘決戦’
である。
オーストラリアはアテネでアジア枠の代表で、開催国だったシドニーに
続いて2大会連続で五輪出場している。
今回の予選では、イタリアと並ぶ優勝候補のアルゼンチンに 3-0で勝った
もののイタリアに0-3、そして3連敗していた韓国相手にも2-1から逆転負け
して2敗目を喫した。
ただし日本との対戦を終われば残り2試合はアルジェリアとイランとの対戦
で連勝するのは確実なのに対し、日本はアルゼンチン戦が次戦に控えて
いる。
日本はオーストラリアには最近2連敗しているし、何より4年前の予選でも
敗れているのだ。
ただし私的には少々複雑な思いがある。
以前も書いたが欧米の男子バレーはプロ化している。
にも拘らず企業アマの日本が仮に北京に出場しても、1勝するのが精一杯
ではないかと思うのだ。
かつて85年に行われたサッカーのメキシコW杯アジア最終予選で、企業
アマだった日本はプロ化していた韓国にホームで1-2、アウェーで0-1で
完敗し出場できなかったと同時に‘プロ化しないとダメ’ という意識づけが
できた。
つまり苦い敗北が、企業アマというぬるま湯からプロ化という追い風に
なったのだ。
正直言って男子バレーは、ここまで3大会連続で五輪出場を逃しているの
で4大会連続で出場を逃すと かなりヤバイ状況になる。
だが、3大会連続で出場を逃しているにも拘らず企業アマというぬるま湯
から出ていないのだ。
イタリア戦の第4セットの7点差をつけてのマッチポイントを落としたのが
典型的なプロと企業アマの違いだと思っている。
このまま企業アマで五輪出場すると、
プロ化が遅れる事を意味する。
それは日本のバレー界にとって決して
いい事ではない。
勝っては欲しいけど…複雑である!
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あらためて考えるとJリーグなんかは本当に稀有な存在ですよね。
バレーボール、ラグビー、ハンドボールなど、Jリーグを手本にすれば今よりは改善されるように思われる競技のプロ化がこれほど遅れるとは・・・
野球に関しては経営陣がアマチュアと言うのが言わば伝統になってる感があるし。
何度も言いますが、Jリーグと言うお手本があるのに、マネさえ出来ないというのはお粗末以外の何物でもないですね。
バスケなんかに関しては・・・書いててイライラしてきたのでもうやめます
ロクでもない事は すぐにマネするクセに、いい事をマネしないのが日本のスポーツ界の最悪なところでしょう。
アマチュアというのが、今や無責任体質をカムフラージュするためのものに成り下がってますので。
もはやアマチュアに未来なしですよ!
上田桃子が言った‘バレーやバスケをやっている人の気が知れない’というのは尤もです。
プロのない種目は廃れるでしょう。