ウルトラQのラゴン編で日本沈没が扱われていた

熊本地震1か月も活発な地震活動 引き続き警戒

 早いもので熊本地震が起きて今日で1ヶ月経つ。

 それまで九州では火山の噴火に対する危機意識はあっても地震に
関しては対岸の火事的な感覚だったので驚いたし、地震の原因が活
断層のズレという事で油断はならないと実感するものだ。

 そういえば今から50年前にOAされていたウルトラQでは海底
原人ラゴンで、小松左京の日本沈没以前に日本列島沈没論が扱われ
ていた。

 海底原人ラゴンでは地殻変動により日本列島が沈没するという
理論を劇中で石井博士が発表し、その地殻変動の影響で本来ならば
化石になっていなければならない海底原人ラゴンの卵が発見され
たばかりか生きていたという事が判明。

 最終的に石井博士らが住んでいる岩根島は地震と共に海底に沈む
という結末を迎え‘いつの日か日本列島も博士の予言通りに海の中
へ沈む時が来るかもしれない’というナレーションで締めくくられ
て終わる。
 
 今回の熊本地震では原因である活断層がずれたおかげで水脈が
変わり水が出なくなったなどという話を聞くのだが、確かに活断
層のずれが大きくなると日本沈没で語られるように日本列島自体
がズタズタになる可能性は十分起こりえる事だろうと50年目に
して実感するわけだ。

 こうしてみると小松左京やラゴンのEPの原案を書いた大伴昌司
らの発想の凄さには改めて敬服するものである。

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