令和初の箱根王者は青山学院大


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20200103-0172

 昨日と今日行われた今年の箱根駅伝は昨日の往路を制した青山学
院が、復路で連覇を狙った東海の追い上げをかわし2年ぶりの総合
優勝を果たした。

 昨年で連覇が止まった青山学院は今年も10月の出雲では国学院に
11月の全日本でも東海が優勝したのに対して出雲では5位、全日本
でも2位と勝てず大会前の予想では箱根での覇権奪回に赤信号など
という予想も出ていた。

 実際に1区では7位でタスキを渡したのだが2区で1年の岸本大紀が
トップに立つと3区で東京国際のイエゴン・ヴィンセント・キベット
から抜かれて一旦2位に後退するのだが、4区で吉田祐也が15㌔過ぎで
逆転し1分の差を付けてトップに立つと5区の山上がりでも飯田貴之が
快走し2位の国学院に1分33秒の差を付けて往路優勝を飾っていた。

 ただし前年優勝の東海は4位だったものの復路もメンバーが強力で
3分22秒差は少し厳しくはあるものの、黄金世代が4年に揃っているだ
けに予断を許さない復路と思われた。

 カギを握る6区の山下りでは東海の館澤亨次が区間新の57:17で2分
21秒差に追い上げると7区でも松崎咲人が快走して2位に上がり2分1秒
差まで迫って来たので、8区の小松陽平の走りいかんでは9区以降での
逆転もあるか?という雰囲気になった。

 ところが確かに小松は区間賞は取ったものの青山の岩見秀哉が僅か
1秒差で凌いで2分差をキープしたため、9区では余裕ができた神林勇太
が区間賞を取ったのに対し東海は区間8位に終わり10区への引き継ぎの
時点で3分42秒に差が開き勝負は付いた。

 10区のうち区間賞を取ったのは青山&東海共々2区間づつだったのに
対し、最低順位は青山が1区の7位が1回のみだったが東海は往路で2回
7位があっただけでなく9区での8位というのが響いた形で総合力の差
というのが実感する。

 それにしても厚底シューズの影響か区間新記録が多かったわけで、
青山がコレにいち早く適応し使いこなしていたともいえるだろう。

 やはり10区間ある箱根は突出したランナーを作るより安定感が必要
だという事を証明したという事になるのだろう。

 

 

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