井岡一翔、3階級制覇

井岡が3階級制覇=高山は初防衛―ボクシング世界戦(時事通信) - goo ニュース

 大阪府立体育館で今夜行われたWBAフライ級タイトルマッチで挑戦
者の井岡一翔が2-0の判定で、王者のファン・カルロス・レベコに
勝ち2度目の挑戦で3階級制覇を達成した。

 王者のレベコは2年前の2月に来日して日本Lフライ級王者だった黒田
雅之に3-0の判定勝ちしたのを含め8度の防衛に成功している。

 試合の焦点はレベコの前に出る圧力を井岡がどうやって捌けるか
だったが、2Rの終盤にロープに詰まった井岡の左フックがヒットして
王者がぐらついたのを境に井岡ペースになった。

 以後も井岡が左ジャブで距離を取り王者がプレッシャーをかけて
来るとバックステップしながらアッパーをボディから顔面に返す
など巧みな試合運びでラウンドを重ね、数発被弾しても手数で
相殺する形で相手にペースを与えずロープに詰まったのも数度
ぐらい。

 それでも個人的には4Rは失っていると思ったのでよくて116-112と
予想していたら案の定ドローが1人と、115-113が1人の2-0だった。

 叔父の井岡弘樹が4度にわたって挑んだ3階級制覇の壁を2度目の
挑戦でようやくクリアした形で泣いて喜んでいたのだが、改めて
思うのは本来Lフライ級だった井岡がフライ級で3試合した事で体も
アジャストした感じだった。

 陣営は‘タイトルを奪取したら次は昨年敗れているアムナットと
戦う’と言っていたようだが今回制圧できた距離を試合巧者の
アムナット相手にできるかがカギだし、間違っても4階級制覇を
目指して即返上というようなマネはやめてもらいたい。

 最後に実況した赤坂TVだがパスカル・ペレスについて語ったのは
いいが9度目の防衛戦を矢尾板貞夫相手に行ったぐらいは知って
おかないと失格だし、相変わらずレベコ以上に強いローマン・ゴン
サレスらを完全に無視というのは聞いていて大いに不快だった。




 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 作風によって... ‘科学’と‘化学’ »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。