カープが気になる川藤幸三理論


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20240912-0370

 昨日ホームでの首位攻防戦でジャイアンツに3連敗したカープは、
今日も甲子園でタイガースに3-7で敗れて今シーズン2度目の5連
敗となり3位に転落。

 勝負どころの9月はこれで2勝9敗と大失速となっており、こうな
ると気になるのが92年に川藤幸三が言っていた`投手中心のチーム
は9月以降は辛い’という川藤理論。

 92年と言えばタイガースとジャイアンツにスワローズの3チーム
が混戦で129試合目にスワローズが優勝を決めているのだが、この
時に川藤幸三が独特の理論でスワローズ優勝を当てていた。

 この年の防御率はタイガース・ジャイアンツ・スワローズの順に
対し、打率はスワローズ・ジャイアンツ・タイガースの順。

 当時多くの評論家達は投手力のいいタイガースや投手力&打力の
バランスのいいジャイアンツと予想していたが、そんな中で川藤は
9月以降は打力がいいチームが有利だからスワローズと語っていた。

 川藤は85年のタイガースを例に出し‘当時のタイガースはランディ
・バースが三冠王を取ったがバースが打てなくても掛布雅之、掛布
が打てなくても岡田彰布がクリーンアップが打てなくても真弓明信
が打つ形でプレッシャーを分散できたが、投手力を前面に押し出す
チームは夏場の疲れが出てくる時期に先発投手にプレッシャーがか
かるから大変’と語っていた。

 そういえば01年のパリーグは防御率ではライオンズ・ホークス・
バファローズの順番だったが、打率はバファローズ・ホークス・ラ
イオンズの順番で結果的にバファローズがリーグ優勝している。

 また藤田元司監督率いるジャイアンツは第1期は江川卓・西本聖・
定岡正二の三本柱、第2期も桑田真澄・斎藤雅樹・槙原寛己らを前面
に押し出すスタイルで優勝していたが4度のリーグ優勝は全て開幕ダ
ッシュに成功し独走しているのに対し混戦になった82年と92年は共
に9月以降失速し競り負けている。

 こういうデータはチーム防御率は2,44と12球団トップの反面、
率は,236とセ・リーグ最下位のカープにとって特に気になるだろう。

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