私的 選抜高校野球改革案 2

 今月に入りプロ野球のプレシーズンゲームが始まる一方で、2年
ぶりに行われる選抜高校野球開幕まで約2週間となった。

 昨年がコロナ禍のため選抜高校野球も中止になってしまったため
高校野球ファンにとっては開幕が待ち遠しく感じるのだが、最近の
選抜高校野球は夏に比べて影が薄く盛り上がりに欠けるといった事
が度々言われており‘夏だけでいいのではないか’という意見まで出
る始末。

 ただ今回からベスト8とベスト4までに休養日を入れていたのに加
え、決勝の前日も休養日を入れるなど新しい要素を試せる大会でも
あるという事を忘れてはいけない。

 もともと選抜は高野連が前年秋の大会の成績を基に選出するのだ
から、地域性など実力以外の要素も入るため必ずしも実力校ばかり
が選出されるのではない。

 そこで21世紀枠や神宮大会枠などが設けられたわけで予選を勝ち
抜いた学校だけで一発勝負のトーナメントの夏は手を入れづらいが、
春の場合は21世紀枠や神宮大会枠の導入などを入れやすいわけで
必要な大会だと考える。

 以前選抜出場校を10地区の優勝校と神宮大会ファイナリスト地域
の計12校に21世紀枠のような高校を4校選出し、16校による予選リー
グ&決勝トーナメント制を導入すればと記した事があった。

 そこで今回は高校ラグビーの選抜大会同様に32校を4校1組の予選
リーグを組んで、各組1位の8校で決勝トーナメントを行うというの
も面白いかもしれない。

 とりあえず予選リーグは前回紹介した16校参加にすると24試合に
なるのだが32校参加にすれば48試合になるため半分は京セラドーム
あたりを使って行うのだが、第3と第4グループの学校が甲子園での
試合を2試合&第1と第2グループの学校は1試合行う形で構成すれば
決勝トーナメント7試合を加えれば31試合と32校オールトーナメント
と同じ試合数になるはずだ。

 ちなみに予選リーグは延長なしで引き分けあり、7回終了7点差で
コールドを作れば勝利で勝ち点3、引き分けで勝ち点2、そしてコー
ルド勝ち&2点差以内の負けでボーナスポイント1のようにするとす
ればいいのではないか。

 やはり21世紀枠での出場校は1試合のみの対戦で強豪校に大差負け
では気の毒だから、こうやってレベルの違う3校と対戦し勝ち点でも
取って帰れれば励みになると思う。

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