女子サッカーロンドン五輪アジア最終予選終了!

なでしこ、1位で出場権=中国を1―0で破る―女子サッカー五輪予選(時事通信) - goo ニュース

 9月1日から始まったロンドン五輪の女子サッカーアジア最終予選は今日が
最終日で、既に五輪出場を決めていた なでしこジャパンは中国に1-0で勝ち
5試合を通算4勝1分でクリアし1位通過したのだった。

 11日間で5試合を戦うという今では狂気とも思える過酷な日程の中、ドイツ
W杯で優勝して以来ほとんどオフのないまま迎えた最終予選という事で なで
しこらしいパスサッカーは見られなかったものの しっかりと1位通過での出場
権獲得は素晴らしい成績だろう。

 そんな中で嫌でも世間の注目を集めた女子サッカー五輪予選はW杯で優勝
という偉業を成し遂げた なでしこジャパン。

 世界を制したのだから当然ロンドン五輪の出場権を取るものというプレッシャー
とも戦わないといけないし、ドイツでのW杯のような時差もなくNHKが地上波
での中継まであるので万が一敗退すればマイナー競技へ逆戻りという中での
大会だったのだ。

 初戦は控え中心で臨み連携が噛み合わず格下のタイに後半になって3点を奪い
‘勝ち点3と3点差を付けて勝つノルマ’を達成。

 2試合目はベストメンバーを組んだものの先制した後は韓国の早い出足に圧倒
され2-1とリードした後半は一方的にやられていたし、3試合目のオーストラリア
戦はチャンスは多いものの決めきれず1-0で何とか勝利。

 そして疲労がピークの中で迎えた北朝鮮戦は一方的に押されて相手OGで先制
したものの後半のロスタイムで追いつかれて引き分け、その夜に中国がオースト
ラリアから0-1で敗れたためロンドン五輪の出場が決まったのだ。

 狂気としか思えない日程に荒れたピッチ、暑さなどの悪条件を乗り越えての出場
権獲得だけに選手達にとってはW杯優勝に近い喜びではないだろうか。

 まだまだ なでしこジャパンは発展途上なだけに、これから本番までの約10ヶ月の
間に どこまでレベルアップできるか大いに楽しみになってきた。

 それにしても8月23日の世界柔道から始まり、27日からは世界陸上に9月1日
からの女子サッカーロンドン五輪アジア最終予選と2014ブラジルW杯アジア3次
予選。
 更に9月9日からラグビーW杯が始まっているなど日の丸を背負って戦う競技が
目白押しで、成績に一喜一憂するという至福な時期である。

 参議院議員を務めたプロ野球OBが‘スポーツ紙の一面はずっとサッカーもの
ばかり’とボヤいていたが、世界を相手に戦うのと比べれば実質日本一で決着して
しまうプロ野球が負けるのも仕方ないだろう。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
丸山選手が (kazuki)
2011-09-12 08:58:34
怪我をおして出場したものの途中で座り込んでしまいましたね
「被災地を元気付ける」という気持ちは解るがそれとこれとは違うだろう、と思うな
 
 
 
そうですよ (こーじ)
2011-09-13 00:04:51
>Kazuki様
 丸山を悪くは言い辛いのですが、やはり途中で走れなくなるような状態の時に出場するのは止めて欲しいですよね。

 プロの世界は心意気では勝てません。
 ベストコンディションを作れない者は出てはいけないと思いますよ。

 
 
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