2015選抜高校野球,第6日

大阪桐蔭、常総学院が8強=東海大四は2回戦へ―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース

 大会6日目は1回戦残り1試合と2回戦2試合が行われる。

 注目カードは第2試合の八戸学院光星-大阪桐蔭で12年は春夏の
決勝で顔を合わせたカードだが、光星・中川が桐蔭打線をどこまで
抑えられるか。

 第1試合は北海道王者の東海大四・大沢と豊橋工・森の投げ合いが
濃厚で、昨夏を経験している東海大四に一日の長があるか。

 第3試合は06年夏以来の対戦で この時は今治が勝っているのだが
初戦で13盗塁を記録した常総学院と21世紀枠の桐蔭に手こずった
今治西という事を考えると、今治はエースの杉内がよほど頑張ら
ないと厳しいだろう。

 第1試合:東海大四 3-0 豊橋工

 東海は1回に2アウトから3番が3ベースで出塁するが無得点に
終わると、2回に振り逃げで出た6番がバントで2塁に進み8番の
ヒットでホームを突こうとしたがランナーとコーチャーがぶつ
かりアウトと得点できず。

 豊橋も2回に2ベースで出塁した4番をバントで送り1アウト3塁と
攻め立てたが後続を絶たれ、3回は8番&9番の連打とWスチールで
1アウト2・3塁とするが大沢が踏ん張り無得点。

 5回以外は毎回ランナーを出しながら得点できなかった東海は
7回に8番と1番のヒットに四球で2アウト満塁から4番が打ち上げ
たセカンド後方へのフライを2塁手が落球する間に走者一掃され
待望の先取点を挙げる。

 豊橋は4回以降 立ち直った大沢からノーヒットに抑えられ完封
された。

 2回と3回に豊橋がアウト1つでランナー3塁から得点しておけば
前日の松山東のような展開になったのだろうが、最終的には極度
の緊張を強いられるガマン比べで甲子園キャリアのある東海が勝
ったという事だろう。

 第2試合:八戸学院光星 1-4 大阪桐蔭

 桐蔭は1回に1アウトから2番がヒットで出塁すると3つの死球に
1つの四球と犠牲フライを絡めて2点を先行する。

 光星は1回に2アウトから四球で出塁した3番が牽制で刺され、
以後も3回と5回以外は毎回ランナーを出していたが得点できず。

 2回以降パーフェクトに抑えられていた桐蔭は7回に先頭の6番が
HRを放ち待望の追加点を挙げると更に2アウトから9番&1番の短長
打で4点目を挙げ、光星の反撃を8回の2アウト1・2塁から2番のタイ
ムリーで挙げた1点に抑えて4-1で快勝した。

 1回に1アウト満塁からの犠牲フライはファウルだったのだが、
あえてアウトカウントを増やすために取ったのか?

 月並みだが光星打線が田中相手に3安打では厳しいし7回まで
5イニングランナーを出しながら得点できず、2回以降パーフェ
クトに抑えられていた桐蔭が2本目のヒットがHRと完全に試合の
流れを最後まで掴んだまま終えた形だった。

 第3試合:常総学院 8-1 今治西

 1回に常総は1番がエラーで出塁すると2つの四球を絡めて1アウト
満塁から5番が満塁HRを放って4点を先行。

 これで常総の鈴木は気分よく投げ始め6回1アウトまで今治打線を
ノーヒットに抑え、ランナーも2アウトから死球と降り逃げで出した
のみという素晴らしいピッチング。

 常総は4回にも3番の2ベースや内野ゴロで3点を追加すると5回には
6番&8番の長短打で8-0として勝負を決めた。

 今治は8回にようやく2アウト2塁から1番の2ベースで1点返すが
結局1番のヒット2本のみに抑えられ、13三振を奪われての完敗に
終わった。

 極端な話1回の満塁HRで ほぼ勝負ありという内容だった。

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