ローランやパリスの穴の大きさを感じるスパイ大作戦・シーズン6

 BSジャパンでOAされているスパイ大作戦は今年に入ってシーズン
6に入った。

 シーズン6からはレナード・ニモイ演じるアメージング・パリスが
降板しシーズン1から3までマーティン・ランドーが演じたローラン
・ハンドの流れを汲む手品と変装名人キャラがいなくなって、リー
ダーのジム・フェルプスと今回から登場したリサ・ケイシーにシー
ズン1から参加しているバーニー・コリアやウィリー・アーミテージ
の4人で行動する形になった。

 とりあえず女性隊員のリサが変装の名人という事になっているの
で女性キャラとローラン&パリスのキャラを兼ねるわけだが、どう
にも物足りなさが感じられる。

 シーズン1から始まった頃は水曜日に一挙に2話をOAし木曜や金曜
あたりにも不定期にOAされていたのが、昨年10月からは月曜と火曜
に1話づつOAされる形になっただけでなくシーズン6になると第3週
以降は過去の作品の再放送になっている。

 実はスパイ大作戦はシーズン5から番組フォーマットが変わっただ
けでなくシーズン4の途中あたりからストーリーが今ひとつの内容に
なり、何となくネタ切れの感が強くなったいたのだがシーズン6にな
るとストーリーは今日までに6話が終わったのだがシーズン5よりも
面白い。

 ただし見せ場であるローランやパリスが変装して乗り込むシーン
などがないし、これまで裏方でこそ輝いていたバーニーやウィリー
達が前線に赴く形になるわけで今ひとつピンと来ない。

 こうしてみるとローランやパリスの穴の大きさを実感するもので
ある。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Bill McCreary)
2018-02-07 08:03:19
視聴者に飽きてもらわないために出演者を適宜変えるのは、日本も昔の長期放送の刑事ドラマがやっていたし、洋の東西を問いませんが、やはり後継キャラクターが魅力的でないと困ります。そう考えると、若手刑事を1年ごとに殉職させた有名刑事ドラマなどはうまい方法だったのかもです。

そう考えると、「刑事コロンボ」なんかは、ピーター・フォークの存在があまりに圧倒的で、わき役変更もできないので、だんだんストーリーがネタ切れになってくると、とくに復活後は苦しくなりました。復活前も、初期は犯人が人間性のかけらもないタイプでしたが、後期はどちらかというと、弱さを感じるくらい人間臭いタイプが犯人でした。
 
 
 
確かにそうですね (こーじ)
2018-02-09 20:37:00
>Bill McCreary様
 やはり太陽にほえろのように若手刑事の殉職があると
いうのは、そういうメリハリをつけるという形かもしれませんね。

 前任キャラが魅力的だと後任が大変ですよね。

 コロンボは終盤ピーター・フォークが衰えて痛々しかったです。
 
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