ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
箱根駅伝の予選会も全国ネットで生中継できないものか
箱根優勝最多の中大、44秒差に泣く てこ入れ実らず
来年の1月2日と3日に行われる箱根駅伝の予選会が今日行われ
大東文化大がトップで通過したのをはじめ出場権を得られる10位
には日大が入ったのに対し、第1回から連続出場が続いていた中
央は日大よりも遅れる事44秒差で11位に終わり記録が遂に途切
れる事になった。
予選会は20㌔を走った10人の合計タイムで競うわけだから1人
だけスーパーエースがいてもダメで、この時ぐらい総合力が試さ
れるものはない。
毎年高視聴率を誇る箱根駅伝中継だがシードされた大学を除く
10校はこの予選会を突破しなくてはいけないわけで毎年BS日本
テレビの録画中継を見ているのだが、箱根本番とは違い1時間
ちょっとで決着が付くため地上波で生中継してもいいのではと
思ってしまう。
以前サッカーライターの後藤健生氏が「W杯は祭りと同じで出場
できれば例えグループステージ3連敗でも出場国は楽しめるのだが、
予選は出場権を得られるかどうかで天と地の差がある」と記して
いたように大きなメジャー大会になればなるほど予選会は負けた
ら地獄という事で盛り上がるわけだ。
ちなみに箱根本番で視聴率がいいのは3日の復路との事で、往
路の方がランナー同士の競り合いが見られる確率は高いしハイラ
イトの山登りがあるのに対し復路は各ランナーが1人で走るシー
ンが多いのにである。
復路が往路より視聴率がいいのはゴールの瞬間を見られる以外
にシード権を賭けた争いがあるというのが大きいのだろう。
たった数秒で天国と地獄が行き来するというのは意外に少ない
ので予選会も全国ネットで生中継をして欲しいものだし、予選
会を見る事により本番の1月2・3日が更に面白く感じると思う
のだ。
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http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/f520f9a0ae29a36f99924c443a2129d0
私は年末年始はだいたい海外にいますし、どっちみち箱根駅伝は好きじゃないのですが、ただやはり学生の走るスピードは、社会人よりだいぶ遅かった印象はあります。当然といえば当然です。
それにしても箱根駅伝というのはまさにマーケティングの勝利ですね。本来学生で、しかも大学が関東だけに限られているのも、実力や地域的な偏りで不利なはずですが、海沿いや山や都市の真ん中を走るというのも、この駅伝の人気に一役買っていると思います。あまりにビッグになりすぎて、長距離ランナーの目標になってしまったのはどうかです。
瀬古利彦が以前‘我々の時代は夏はトラックでスピードを冬は長い距離を走る練習をしていた中で、駅伝は中途半端な距離だから箱根は息抜きのつもりで出場していた’との事。
つまりそういったスタンスで臨めばいいのですが、それを人生の全てのように入れ込むので今の惨状があると
思ってます。
思えば夏の甲子園への熱狂度がプロ野球以上に高過ぎる時代はプロ野球のレベルも今とは比べ物にならないぐらい低かったし、サッカーも高校選手権の人気が日本リーグを凌いでいた時には全体のレベルも低迷してました。
つまりトップカテゴリーより人気があり過ぎるという競技は国際競争力がない証拠という事でしょうね。
箱根の選手は母校の名前が入った襷を最後の走者まで繋いでゴールを駆け抜けるのが最低限の使命だ。
だから、母校の襷を次の走者に規定時間内に繋げずに白襷で走らされるのは本当に無念であり、応援しているファンからしても最も切ない場面です。
ただ、繰り上げスタートは見ている人に悲劇性や無慈悲さを最も分かり易く訴える場面でもあるし、中でも襷が繋がりそうで繋がらずに走り終えた選手が中継所で泣き崩れる場面は中継するテレビ局としては“最高に美味しい場面”なんですよw
たしかに繰り上げスタートは見ていても辛いものがありますけど、それを売りにするTV局ってホントに酷いものがありますね。