ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
摂津正よ、お疲れ様
ソフトB摂津引退 日本唯一の“最優秀中継ぎ&沢村賞”男
今シーズン終了後にホークスを自由契約になっていた摂津正が、
一昨日 引退を発表した。
摂津といえば08年のドラフト5位で入団すると1年目の09年
から馬原孝浩、ブライアン・ファルケンボーグら3人での勝利の
方程式の1人になり前年の最下位から3位に入ると翌10年には7
年ぶりリーグ優勝の原動力となった。
凄いのは翌11年からは先発に転向すると14勝8敗という成績
で日本一に貢献したばかりか、12年は和田毅や杉内俊哉が抜けた
後を埋めてエースとなり17勝5敗で最多勝だけでなく沢村賞をも
取っている事。
基本的に26歳でのプロ入りは遅いぐらいでドラフト5位という
のも悪く言えば‘活躍してくれれば儲けもの’程度の評価だったの
だろうし、入団した時のホークスは和田や杉内らをはじめ先発陣の
層が厚く当然のように中継ぎのスタートで勝利の方程式に入れただ
けでも凄い事だった。
それが1年目に70試合登板だけでなく5勝2敗39Hで最優秀
中継ぎ投手に輝くと3年目に先発に転向し、先発転向2年目の12
年には沢村賞まで獲得したわけで最優秀中継ぎと沢村賞の両方を取
った日本唯一の投手という事になっている。
もう1つ数字に表れてない凄さはポストシーズンでの強さで先発
転向1年目の11年のCSでは杉内を差し置いてG2に先発して勝ち
投手になっているだけでなく、日本シリーズでもホームで連敗して
乗り込んだ名古屋でのG3で勝ち投手になるなど短期決戦での強さ
も兼ね備えており摂津が先発に回ってからの日本シリーズは出場し
た5回中全て優勝しているのが印象深い。
摂津が先発に回る前のホークスはレギュラーシーズンの圧倒的な
強さと裏腹にCSでは悉く敗れており、特に04年・05年・10年と
3度にわたってリーグ優勝しながら日本シリーズに出場できないな
どCS導入前の03年以来日本一がなかったのだ。
そういった‘ここ一番で勝てない’体質を変えてくれたわけだし
10年の現役生活の中で1軍で投げなかった年はなく、最後の3年
以外は2桁登板しているのだから素晴らしい事で記録と記憶の両方
残る偉大な投手だったと思う。
« 伊藤雅雪、杞... | 昭和最後の大... » |
喪中のため年賀状が返せないため、こちらのコメントにて失礼いたします。
今年もよろしくお願いいたします。
甲藤、摂津、ファルケンボーグ、馬原が並ぶリリーフ陣は打てる気しませんでした。
近年は打ち込まれることが多く、やはり勤続疲労は隠せませんでしたね…。
間違いなくホークスを支えた名投手でした。
本当にお疲れ様でした。
コチラこそ今年も宜しくお願いします。
盤石のブルペン陣は摂津とファルケンボーグ加入からでしたね。
個人的には短期決戦で力を発揮できなかった斉藤和巳や杉内俊哉よりもポイントは高いと思ってました。
太く短くの典型でしたが、ホントによくやってくれたと思います。
PS、喪中の場合はFBのメッセンジャーで知らせて貰えればOKですよ。