ホークスの今宮健太はチャンスを生かせるか?

 ホークスの今宮健太が4月29日のマーリンズ戦からショートで先発起用され
始めている。

 
 今宮といえば明豊高校時代から超高校級と言われた選手で09年ドラフトの
目玉といわれた花巻東の菊池雄星をホークスは あえて指名せずに1位指名した
のを見ても期待の高さが分かるし、FAでのMLB移籍が噂されていたショート・
川崎宗則の後釜としての獲得だといわれていた。


 実際プロ入りして試合には 殆ど出ないものの1軍のベンチに入って雰囲気を
体験させていたし、昨年あたりは代走として起用されるケースが多かった。


 今年が3年目で予想通り川崎が抜けた後にショートのポジションを明石健志
と争っていたのだが守備では勝っていても打撃や経験などを考慮すると総合力
で明石が上回るため、開幕1軍は果たしたものの試合の終盤にショートに入り
明石が小久保の代わりにファーストに入るという逃げ切りパターンの起用が主
だった。


 ところが今年から選手会長に就任した昨年の盗塁王・1番セカンドの本多
雄一が4月中旬から不調に陥り4月28日のマーリンズ戦で首を痛めて欠場し、
今日 登録を抹消された。


 昨年のホークスは川崎・本多のニ遊間が1・2番コンビで核弾頭の役割を果た
していたのだが、FAで川崎が抜けただけでなく本多までが欠場という事態に
なったので守備・特にスローインに難がある明石をセカンドで起用して今宮が
待望のショートで先発し始めたのだ。


 とりあえず打撃の方は まだまだなので9番で起用されているのだが、何事も
実戦経験が大事だからアジャストして打ち始めると3年目でのレギュラー奪取も
夢ではなく、仮にレギュラーを奪取すれば今風に言えば今宮も‘持っている’男
かもしれない。


 以前も記したようにジャイアンツの原辰徳が入団時にサードのレギュラーだった
中畑清のケガでサードのレギュラーを獲得したり、坂本勇人もニ岡智宏のケガで
本来のショートのポジションを獲得したのを見るとレギュラーになれる選手には
ツキもあるので今宮が このチャンスを生かせるか注目したい。

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