大相撲名古屋場所は白鵬&照ノ富士のマッチレース？

 

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-210710-202107100000732

 

　2年ぶりに地方で開催されている今年の大相撲名古屋場所は今日
で7日目を終え、横綱・白鵬と大関・照ノ富士が全勝をキープし平
幕の琴ノ若が1敗で続く形で明日の中日を迎える。

 

　今場所の注目は先場所優勝している大関・照ノ富士の横綱昇進
と3月場所を途中休場していた横綱・白鵬の復活なるか？という事
だったが、途中危ない場面があったものの何とか全勝をキープし
ているのはホッとするものの大関・貴景勝は2日目に敗れた時に頸
椎を痛めて3日目から休場し正代は7日目にして4敗目を喫するなど
勝ち越しに暗雲が立ち込めている形だ。

 

　つまり焦点の力士達2人が元気なのはいいが、それ以外の力士達
の影が異常に薄いという事になる。

　

　もともと3大関の1人・朝乃山が不祥事で出場停止となっている
ので照ノ富士の好調と正代の不調がモロに分かるわけだが、これ
では白鵬と照ノ富士の顔合わせが千秋楽になりそうなため14日目
までは無風で行ってしまう可能性があるのだ。

 

　大関がダメなら関脇が頑張ればいいし実際関脇の強い場所は面
白い’という言葉があるように、関脇&小結の三役陣の成績を見て
みると・・・

 

　関脇陣は大関復帰を目指す高安は腰を痛めて2日目まで休場し
3日目からの出場で明生と隆の勝に敗れて実質3勝4敗になってい
るし、永遠の大関候補・御嶽海も逸ノ城と明生に敗れて2敗とコ
チラも優勝争いに加われる雰囲気はない。

 

　前半で上位と当たる小結は若隆景と明生共々3勝4敗でコチラの
場合は上位の壁に当たっているという形になっているし、期待さ
れた前頭筆頭の遠藤は1勝しかできず5日目から途中休場となって
大栄翔も1勝止まりと苦戦。

 

　こうなると白鵬&照ノ富士の両力士が取りこぼす確率がある
のは照ノ富士の高安戦になるのだろうが、休場明けの高安に多
くは望めないため千秋楽までのマッチレースになりそうな気が
してならない。