55回目のウルトラマンの日に始まったウルトラマントリガー

 昨日は55回目ウルトラマンの日だったのだが、この日に待望の
新作ウルトラマントリガーが始まった。

 ウルトラマントリガーは令和版ウルトラマンティガという形で、
メイン監督の坂本浩一によると単なる続編やリブートという形には
しない的なコメントをしていたのを聞くと何らかのひねりがあるの
だろう。

 考えて見ると原作ともいえるウルトラマンティガは放送版終了後
に劇場版・THE FINAL ODYSSEYが作られダイナの世界への橋渡しを
していたし、オリジナルビデオとして外伝・古代に蘇る巨人が作ら
れるなど世界の広がりができているので それらの要素を多く取り込
んだ作品ができない事もない。

 トリガーに変身する主役の名前であるマナカケンゴで母親はマナ
カレイナというのはティガのマドカダイゴとヒロインのヤナセレナ
から取っているようだし、闇のウルトラマンであるイーヴィルティ
ガを作り出したのがマサキ・ケイゴだから光と闇の両方を併せ持つ
キャラという事になるのか。

 ティガと違い1話から闇の巨人が登場するわけでボスキャラであ
るカルミラは劇場版のカミーラがモチーフになっているようだった
し、予告編を見ると力の戦士ダーゴンやスピード系戦士・ヒュドラ
ムも次回から登場するようだからネクサスのダーク・ファウストと
ビーストの挟撃のようなシーンも1話から使われていた。

 闇の巨人以外の敵キャラである怪獣はティガの1話に登場するゴ
ルザとメルバの属性を持っているゴルバが登場するだけでなく、カ
ルミラと共闘するからこそ両怪獣の要素を合体させていたのかとも
思う。

 面白い伏線として地球平和連合TPCを彷彿させる地球平和同盟TPU
や防衛チームGUTS-SELECTを発足させたシズマ財団の会長シズマミツ
クニの存在で、ケイゴの母レイナと共にティガを彷彿させる光の巨人
の存在を知っていたりケイゴが光を継ぐ者として認定しているだけで
なく母親のレイナが既にトリガーの正体を知っているというのも意味
深で以後の展開に含みを持たせていると思うのだ。

 そういう意味で平成ウルトラを原作とした名作・ウルトラマンティ
ガの要素に、どんな味付けをしてくれるのかと期待するのだが。

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