ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ミラーマン3話:消えた超特急
タイトルが‘消えた超特急’で いきなり新幹線ひかり号が消滅するのだが、
乗客の中に特殊レーダーと宇宙空間攻撃用ミサイルによるインベーダー迎撃
プロジェクトの重要人物がいて、乗客を人質にミラーマンを抹殺しようとすると
いう早くもミラーマンに焦点を絞った作戦を企てるのだ。
京都から東京に向かう乗客1500人を乗せた新幹線ひかり号が空間に吸い
込まれるようにして消えた。
実は ひかり号には特殊レーダーの開発者である前田教授夫妻が乗車して
いたのだった。
ひかり号が消滅した地点で調査していたヘリが突然 暗闇の中に ひかり号を
発見したと報告した直後に爆発したのだが、レーダー基地のレーダーは全く
キャッチしてなかった。
そこでSGMは前田教授が開発していた試作品の特殊レーダーに切り替えると
しっかり物体がキャッチされていたので、このレーダーと開発中の特殊ミサイル
を合わせたら対インベーダーの強力な武器になると確信していた。
とはいえインベーダーが その開発計画を阻止しようとするのは当然で、その
ための犯行だったのは明らかだった。
インベーダーは宇宙船から前田夫人を降ろすと御手洗邸に行かせて博士に
ミラーマンの引渡し要求を夫人に語らせるのだった。
やむを得ず京太郎は決心してインベーダーの下に向かうと迎えに来た車中で
インベーダーの光る目に飛び込んで変身、車は大爆発を起こしたもののインベ
ーダーとミラーマンは異次元空間から脱出しインベーダーは円盤の光線を浴びて
ダークロンになる。
今回登場するインベーダーは前田夫人を御手洗邸まで送り京太郎を異次元
空間に運ぶ車の運転手で通常のサングラスではなくメガネを装着しているの
だが、何とメガネに擬似の眼球が貼り付けられていたという凝った設定だ。
円盤をミラーアイショットで破壊すると ひかり号が地上に戻ってきた。
一方ダークロンはミラーマンを暗黒の異次元空間に閉じ込めて そのスキに
破壊活動を行ったのだがミラーハレーションで脱出したミラーマンのミラー
ナイフで倒されるのだった。
ひかり号は東京駅に到着したものの前田教授の姿は見当たらなかった。
結局は前田教授以外の乗客は助かるものの、肝心の教授は救出できずに
行方不明になり おかげでインベーダー迎撃プロジェクトは停滞する可能性は
高いというアン・ハッピーエンドのストーリーだった。
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ウルトラマンが怪獣に重きを置いていた(かと言ってドラマ作りをおろそかにはしていませんでしたが)、怪獣によって話が成り立っていたのとは好対照、つまりミラーマンは怪獣抜きでも話が成り立つんです。勿論、ウルトラマンも怪獣抜きでも話が成り立ちますが、ミラーマンはそこから一歩踏み込んでいる感があります。本話や次話の「コバルト60の恐怖」はその好例ですね。
特に初期の頃のミラーマンはインベーダーが変身したモンスターとの戦いが殆どインパクトのない平坦な戦いばかり。
むしろ本編の面白さで売っていたような感じですね。
ホントにミラーマンはミラーマン抜きでインベーダーの陰謀だけでもストーリーは楽しめますよね。
新幹線が突然出てきたら・・・確かにダイヤは大混乱するでしょうね。
とはいえ円谷の旧社屋に飾られていた円谷キャラ像の中で、ミラーマン像だけは立っていましたから無視できない存在なのでしょう。